親友と双子で転生ってそれマジっすか!〜動物を救うためのギルド作ります!〜
澤崎海花(さわざきうみか)
Prolog
落ちる絶望の赤
前が見えない、煙が広がる。
叫び声と鳴き声ばかりが聞こえてくる建物の中で、倒れる親友に声をかける。
「おい、返事しろよ、
赤と白に包まれた木屑の中で必死に手を伸ばす。
どうしてこんなことになったのか考えても切りは無い。
「神様、どうか……せめて、瑠斗だけでも」
祈りの声が届くようにと必死に祈るが、現状に変化は訪れなかった。
燃え盛る火の海の中で、誰か助けをと涙を流す。
「……誰も助けてくれないなら、せめて未来は救ってくれ」
来世にはこんなことにならないように、二人揃って幸せになれるようにと祈りを捧げる。
爆音と落ちてくる天井を見ながら、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます