「日 短編」を含む小説

平凡な大学生活を送っていたが、ある日部屋に幽霊が出た。 事故物件だとは聞いていたが、こんなにもはっきりと幽霊が出た。 でもその幽霊は、幼女で……？

短編です。我が最後の日はこんな香りの中に有りたいと… 終の里で暮らすシンディーは、幸せな終わりを考える。出来るだけ周りに迷惑をかけず、必要以上に人を悲しませず、あの世に向かえるよ…

母は58歳契約社員である。接客の仕事でその日々をおくっている。食事はカップ麵かチョコチップクッキー。それを酒で流し込んで眠る。早朝猫に起こされ一日が始まる。毎日、お金を稼いで生活…

　数年ぶりに積もった雪にはしゃいでいたわたしは、ある忘れていた記憶を思い出した。あの雪の日だけ一緒に遊んだ女の子。なにか、大切な約束をしていたような？ ※作者的にはホラーです。…

※ホラーのパロディです。 その日は金曜日だったのかもしれない。 雷雨の中、白いワンピースの少女が傘も差さずに走っていた。 ……ある男から逃げるために。 ゆっくりと歩く、大きな…

　思えば当たり前にあった日常。当たり前に一日が過ぎ、当たり前に人とすれ違う日常。 　そんな日常をふと振り返った時訪れるあの郷愁。そんな感情を少しでも残したくて。

ある日、突然に停止した、ふたりの時間。 彼女はそれでも、訪ねてゆく。 彼の部屋を。 思い出の部屋を。 そうして触れた、日記帳には……。 ＊某公募用の短編となります。

夫は事務職で普段運動をしない。なのに、会社の若い子を引き連れ飲み屋を回り、家にはぐでんぐでんになって帰って来る。そんな夫がある日、足の指の付け根が痛いと言い出した。痛風だろうと思…

銀河商事の涼井課長はある日商談の最中に心臓発作を起こしてしまう。 目が覚めるとそこはいかにもSF的な見た目の部屋。 皆が心配そうに見ている。 ――そこはいままさに大決戦を行う艦隊…

　アンドリュー・フォン・ウォルトは、帝国西部の寒村で細々と伝わる伝来の剣術流派『天測流』四代目宗家として剣を指南してきた。 　養父となってくれた叔父のため、支えてくれた領民のため…

語り部の発声だけを書き起こした形式です。不案内なもので、この形式をなんと言えばいいのか分かりません。分かりやすく言えば、湊かなえさんの「告白」みたいな形式です。 登場人物は語り部…

あるところに自由ヶ森というところがありました。 みんな自由なその森は、みんな自由にむやみやたらと実りをとってしまうので。 不毛な年が幾年も続いていました。 そんなある日、ある木に…

「レイナ、君との婚約を破棄する！　そして、私はここにいるシャーロットに真実の愛を捧げよう」 　伯爵令嬢のレイナは、誕生日パーティの場で婚約者のアルベルトに婚約破棄を言い渡された。…

　もとは「ポケットの中」というお題のとある短編コンテスト応募作☆ 　「ポケットの中…」と言われたら、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』が一番に思い浮かびますが、そ…

工藤俊輔は向上心が無く、日々の警察業務も淡々と過ごす無気力な青年だった。そんな何事も平凡を好む彼がとあるスマホに搭載されていた謎のアプリ機能を起動させたら謎の電子生命体【トクヨち…

ある日、妻が倉庫に成り果てた部屋を掃除していると見慣れぬ物を見つけた。 それは明らかに自分のモノではない、 女性用のパンツ これは一体何を今しているのか… 浮気なのか…それと…

ある日、友達からLINEで今から通話していい？と通話が来た 私は通話していいと言った。通話した内容と家族の黒さの話。

孫の健一は耳や目を悪くしてもちゃんと聞こえるし見える。前世で徳を詰んだのかしら、そう思いながら娘夫婦が多忙ゆえ日中と夜は預かっている。 健一は庭の隅に穴を堀り熱心に何かを集めてい…

八代花怜は好きな人がいる。しかし内気な性格でアプローチができないままでいる。 ある日、花怜は指輪を購入した。実はこの指輪には――

大阪の刺青師、清子にはある宿願があった。それは、自らが理想とする美しさを纏った少女を見出し、その肌に刺青を彫り込むというものだった。 ある日、清子は一人の少女と出会う。宿願を叶え…