「息」を含む小説

画家の夢を諦めきれない青年、色波透。 海で出会った少女、来海瑠奈に透は 瑠奈からインスピレーションをもらい 画家大賞展に出す絵を新たに描き始めていく。 そんな瑠奈とささやかな儚い…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門　応募作品 テーマは「社会不安」

　大学を中退してから定職に就かづフリーターをしていた俺。そんなある日のバイト帰り、家に帰ると見知らぬ少女が床に倒れていた。体中傷だらけで息も浅いのでとりあえず介抱したものの、よく…

『ピロートーク』をテーマに書いたものです。

　ほんの僅かな鈍い光さえも決して射すことの無い漆黒の闇が無限にひろがる其の場所で、異類異形の影が無数に蠢いていた。 陽なたの世界からは完全に遮断されたーーーーーー森羅万象に逃れ…

※ほのぼの日常系です 病弱で閉鎖的な生活を送る、伯爵令嬢の美少女ニコル（10歳）。対して、亡くなった両親が残した借金地獄から抜け出すため、忙殺状態の限界社会人サラ（22歳）。 …

この物語は、うっかり返品不可の板と美少女(男)をお取り寄せしてしまった枯れた男が、息を吹き返すまでの物語である。 対魔獣戦で負傷し王城を去った魔術師ギードは、魔道具修理業で生計…

「世の中には善悪という言葉はあるが、正悪という言葉はあまり使われない……」門倉刑事が出会った留美子という少女。彼女と話をしているうちに、いろいろなことが頭をもたげてきた門倉であっ…

ひとりの少女と一体のデイノニクスのお話。 （第10回星新一賞　落選供養）

「あなたの日常は、どこにあるんだい？」 　温かな水が、私の指先から問いかける。 　私はわけがわからず、首を傾げる。 「……質問を変えよう。じゃあ明日の午前零時、世界が終わる…

1.臭わぬと　目を引く色で　書かれども　苦き味する　我は虫やむ 2.うすら白む　真夏の雲と　朝露や　一番蝉の　声響きたる 3.深夜4時　車に揺られ　ラジオ聞く　雑なお題に　くっく…

20XX─── 最新の技術を持ってして造られた聖都市アムネジア。それはこの世界で煌々と輝きを放つ星。誰もが安寧を手に出来る理想郷。壁に囲まれたその都市は、今日も虚像の上に息をする…

引っ張るだけのハズレ魔法、“ヒッパレー”が原因で、魔法使いの里を追放された令嬢コルク。無人島に追放された彼女は、引っ張る魔法を利用して釣りを始め、そこで、再生能力を持つセイレーン…

この町で探偵事務所を開業したサトウ氏は深いため息をついていた。というのも、仕事が全く来ない。もはや廃業するしかないのか……そう悩む彼のもとへ、一人の男が訪れたのだが──？

気がつけば　渇きを覚え　月の下　喉を潤せ　風も背を押す

　恋・想い人の歌を30人分も詠んでしまったのでもう詠むのは止めようと思っていましたが恋じゃない日常の歌も少しだけで来てしまい、懲りずに掲載することにしました。

誰と出会ったかで人生は変わる。 知らない土地に引っ越してきたりり。 仕事を始めたが理不尽な奴等ばかり そこで出会った想太と人生を歩むがそれが間違いだった。 借金やDVで精神…

好きな食べ物も映画も全く違う。会話も、弾み出したと思ったらすぐ途切れちゃうし、、、。 あの子と僕には違うところが多過ぎる。 二人を阻む壁がいくつもあるように思えて気が滅入っちゃう…