「冬 短編」を含む小説

　地球温暖化が進んでいた地球。ある日宇宙のどこかから異星人「熱食人ヒーティヴォア」がやってきたことで、地球は燃え尽きることなく今年も平凡な冬を満喫できている。 　寒さに舌打ちする…

ある日、来栖凛華は深夜に起きた。小腹が空き、キッチンに行こうと思ったが、キッチンからは謎の歌声と何かを作る音がした。果たしてその正体とは——。 登場人物 藍川　冬…Ｋ高校文芸部…

ここは魔法使いが普通にいる現代日本（？）。 国から免許を受けた魔法使いの青年〈笹崎 怜〉と、彼のもとでアルバイトとして働く高校生〈閑林 琳〉のお話。 ある冬の日、笹崎が依頼先…

蛙は蛙にしては長い十年の時を生きた。 共に生まれた同胞達はとうに土に帰ってなお、自分が生きている理由はわからない。 考えに考えた末、十年目に初めて蛙は冬を知る。 心底冷たい風が、…

何てことない日常の中の「真夜中」に求める贅沢。ゲーム好きのOL・友子が一休憩入れるだけの短編です。1話完結となります。「KAC2022後夜祭 ～はじめての作品執筆チャレンジ～」応…

一分と少しで読めます。

結婚して早５年。愛の言葉ひとつ囁いた事のない神様が、妻に「愛してる」と伝えたい話。 ※少し暴力描写があります。セルフレイティングの設定基準がR15(by公式)なので、付けてはいま…

5分も掛からずに読める｢冬｣と｢春｣のお話です。

物語には起承転結が必要だ。しっかりとした舞台設定に、詳細な描写、読者をひきつける展開に納得のいく結論。 でも日常ってそうじゃないでしょ？それは寒い冬の吐息のように、あるいは代わり…

練習２。５時間。

　手紙の魅力を伝える非営利団体、「宛先不明の文通局」によって専用無料アプリ「フリーレター」がリリースされた。 　水面下で密かな人気を誇るフリーレターを通じて、社長令嬢の霞と平凡な…

それは満月の冬のある夜のこと。 任務によりある人の魂を回収したところ、倒れたその人を助けようと青年が駆けてくる。 その青年は、死神となった少女の知る人物だった。 死神となった少女…

中学3年生の女の子、安茂里さんはいつだってヘッドホンをしていた。周囲に嫌気が差していたからだ。安茂里さんがクラスメイトが乗る電車を避けて、夜のホームで一人でいると、お節介な男子が…

とある冬の日。俺は部屋に籠っていた。現在俺は大変細かい作業をしている。 何をしているかというと、鉄道模型。ジオラマ作りとでもいうか。とにかく細かい作業をしているからだ。 あと、俺…

私のヒーローは隣の家にいる。 私と同じ日に同じ病院で生まれ、幼少期よりまるできょうだいのように育てられた幼馴染の七瀬春弥――ではなく、その兄の冬弥くん。 ……と思っていたのだけれ…

Ｉ字型のバーカウンターに立つマスターが、静かにグラスを磨いている。そこへ、一人の女性が腰を下ろした。赤い口紅が印象的な女性だ。彼女が身に纏う藍色のナイトドレスは、いくつものライト…

ぼんやりとして不明確な、言い表せない何かを言葉にしたいだけのお話。 「KAC2022」第七回参加作品

白、－柴犬－。 黒、－柴犬－。 おじょう、－人間－。

ある朝、すべてが始まった。 冬川絢麻様の「ある朝、…………」から始まる小説を書こう！に参加させていただきました。 企画URL https://kakuyomu.jp/user…

小学校6年生の冬、ヒロは親の都合で引越しを余儀なくされる。友達のユウキと別れるのが辛いヒロは、引越し前日までその事実をユウキに告げる事が出来ずにいた。冬休み最終日、ユウキに引越し…