「誰かへ」を含む小説

美術部に所属する千尋は美術室でパズルを見つける。次の作品のアイディアが出るまでの間、そのパズルを完成させることにした。あらかた完成させたが、ピースが六つほど足りない。六つの一つが…

勇者パーティーによって魔王が倒され平和が訪れた矢先、国王が誰かにより殺害されてしまう。犯人は魔王軍の残党かと思われたが、勇者パーティーの賢者ガイルにより勇者パーティーの誰かが犯人…

　仕事の帰り道、後ろから女性の尋ねる声が聞こえた。しかし、振り返ってみても、誰もいない。 　午前零時、玄関の前に落ちる誰かの小指。

訳あって一人で川の夏祭りに来た“わたし”。 打ち上げ花火のベストポジションを探していると、誰かが自分を呼ぶのが聞こえて── ※Twitter（X）にあげた話と同じものです。小説…

怪我がもとで夢を諦めなければならなくなったカケルの元に謎の男が現れる。そこから運命は動き始める。

西暦2XXX年、第三次世界大戦が繰り広げられていた。この戦争は10年続き、最終的には核兵器「X15-3」の投入によって終戦となった。しかしこの戦争の影響で世界中に「魔脳」という存…

これは『何事にもつまらない』と感じていたとある男の物語。 ある日、とあるニュースにふと思うものを感じ、主人公は実際に世界に旅してみることに！ 色々な人と関わる一方で怪しげな者から…

中学二年生のハコベは、教室の窓から転落する事故以来保健室登校。 雨の日に出会った少年レイに連れられて不思議な世界に行くのだが、そこはハコベに想いを残す誰かの心の中だと言われ――。…

紗江子のいく先々で、必ず背中を向けて立っている女がいる。 どこの誰かもわからないし、どうやって行き先を突き止めて先回りしているのかもわからない。追いかけ回される不安を友人に相談し…

憂鬱と罪悪感。それから逃れようとする誰かのお話。

「大間違いが目の前にあれば、つまり正解への道筋はだいぶ狭まったってことだろ？」 　他、「卑怯？なヒーロー」掌編も収録。

　第三次世界大戦の影響から漸く落ち着き始めた近未来ーー 　中学二年生の石川小春は少し変わり者の大御門玲人に対して初めての恋をする。 　小春は玲人と友人として付き合いだすが、玲…

“ユースティア服飾学園”にひょんなことから入学を果たす灯女野真白は、今日機械仕掛けのシンデレラと出会った──。どうもその服飾学園では、ツーマンセルの教育法を取り入れているらしく、…

あらすじ 2020年。世界には776冊の『異本』と呼ばれる特別な本があった。それは、読む者に作用し、在る場所に異変をもたらし、世界を揺るがすほどのものさえも存在した。 その『…

おかげさまで一千万PV達成です！ありがとうございます！！ 第6回カクヨムWeb小説コンテストの中間選考の結果　選考に残りました！ありがとうございます！ ９月１１日、１２日、ア…

退屈な夏休み。誰かが僕を呼ぶ。セミだ。夜空に大きな花火。風鈴の音に誘われ。時間が止まる。

タイトルにしてるセレンディピティはこのエッセイを書き始めた日に意味を知ったような言葉です。 意味は素敵な偶然に出会うこと、偶然の幸福を引き寄せる能力、らしいです。 日々生活して…

私、和泉遥海。姫名市立東第三小学校の5年生。 姫名に残る魔法の伝説『竜姫伝説』を知りたくてしょうがないの！ 今日も、『竜姫伝説』が残る竜淵神社の神主こと”師匠”から『伝説』を教わ…

「屋根裏のドーナツ」は、ある小さな町に住む夏美が、毎朝の朝食にドーナツを食べていると、毎回1つだけ余っていることに気付きます。その余ったドーナツが消えている謎に恐怖を感じる中、彼…

異世界・現代・過去・未来…… 今日もどこかで誰かがごはんを食べている。 （ごはんを「つくる」ものが書きたくなったときに書く短編集です）