「寒いからね」を含む小説

どうも、はじめまして。 小説書くのは初めての試みです。 どうか、お手柔らかにお願い致します。 それにしても、寒い。寒すぎる。 真冬すぎる。真冬というモンスターが日本を攻めてきてい…

いつしか婆さんの家に転がり込んだ、曰くつきの猫。 「冬は寒いからな。駄目猫の真似だってしてやるさ」とかなんとか。 ある冬の夜、静かに暮す一人と一匹に不穏な影が差す―― ※　「…

寒い夜、闇色の蛇に出会った話。

都会のマンション地域では、外は熱されたコンクリートやアスファルトが暑く、中はエアコンで極度に冷やされて寒い。そこを出入りする投函アルバイト男の作業風景が描かれています。２００９年…

冬の寒い日に、ひとり暮らし姉のもとを突然訪ねてきた妹の話。

「私、人魚なんだ」 寒空の下、君は泡沫になった。 わたしの声は、届かなかった。夏。どうしてこんなに寒いのだろう。

寒い寒い冬の日、幼い少女セイランジュは、大好きなお母さんを亡くしました。 「お母さんはね、お星さまになったんだよ」 泣きながらお父さんが指さしたのは、淡い薔薇色のお星さまでした。…

このすば短編集第一弾的なものです。めぐみん好きのためというか思いっきりカズめぐ成分多めです。

寒い、寒い、冬のおはなし。

　異世界の１人の少女「メル・アイヴィー」。 　雪の降り積もる中で歌っていた彼女に、ひとりの少年が「あんたの歌は嫌いなんだ」と言い放った。 　その少年は「セツ・コクァン」と名乗り、…

　――あなたは知っているだろうか。 　寒い冬の季節をパジャマ姿で、持ち物はクレジットカードのみで黒服の集団から逃げ回る、いい年した二十七歳男の軌跡を。 　裸足で裏を赤くしながら…

病室で一人過ごす僕━━健二は、ある冬の寒い日に夕焼けを見て、高２の出来事を思い出す。 今からの物語は、高２だった僕とその男の不思議で不気味な体験の物語。そして、僕と男の間で交わさ…

十一月の寒い夜、見上げた月と猫の鳴き声。

俺は探偵、乾宗十郎だ。自分の信条と最低限の法に反しない限り、大抵の依頼は引き受ける。相手の年齢、性別も関係なしだ。 しかし今回の依頼人は、まだ15歳の少年とくる。

凍えるように寒い冬のある日。 その日、僕は妖精に出会った。 そして妖精との出会いは、僕のその後の人生を大きく変えたのだった。 ある雪の日の大切なものを知る物語。

夜が明け切らぬ、田舎の小さな駅の短いホームに、少年が一人傍らにスーツケースを置いて、立っていた。余裕を見て家を出たら、早く着きすぎた。 自主企画『「少年」の続きを書いてください…

世間が暖かくとも妙に寒い処がある。 ふと気付くといろいろなところに隙間が出来ているものだ。 必要なものもあろうし、無駄な場合もあろうし、 その生態は不思議な断面と収斂を隠している…

◆微変態にお熱が出ちゃう。いえ、冗句です。高塔くんと密流くんは、異世界転移をし、高い塔に幽閉されて逃げようもない。そして、薄着で来てしまったので、余計に寒いのだ。こんな時、どうす…