「見えず」を含む小説

彼女がいる学園生活にあこがれる俺だったが、女生徒達は陰キャの俺を相手にしてくれない。そんな折、俺のところに現れた夢魔のクロぼうと契約して「相手の好感度」を見る能力を手に入れる。 …

ボクは普通の妖精よりちょっと素早い風精だ。 人間と妖精との共栄を試みている。

ショートショート（今は昔） 時は昭和後期、とあるオンボロアパートでの出来事。 借金取りの冴えないチンピラ風の男と、返せる当てのない冴えない中年女性のドア越しのやり取り。 それ以…

ある時アブラハムの予言が的中したのか人類は絶滅した。それを狙っていたのは貪欲な宇宙人だったが、思わぬ救世主が現れる。

雨が降る、赤子が泣く、自転車が走る―― 一見なんの関連性もない行動のあいだに見える、運命というほどでもない無数の鎖。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載し…

あらすじ 戦というものが日常的にあった時代。 この物語の主人公となる山森勘助（やまもり　かんすけ）は、のちに敵味方ともに「鬼」と呼ばれることとなる稀代の名軍師である。 しかし彼は…

西の青い空に浮かぶ月。 君にも見えていますか？

私には、目の前にある日常が世界のすべて。ふりかえることもなく、未来を望む術も知らず、ただこの瞬間を生きている。 たったひとつ、わかっていることがある。 ほんとうのことは、誰に…

俺は昔からなにかとこんなところがあれば良いなーこんな人がいたら面白いなーと想像するのが好きだった。 そして今俺は何も無い、本当に何も無い場所でただ一人黙々と世界を一から創ってい…

自分の考えを持ちたい。メディアに流されず、達観していたい。そんな気持ちを文章化してみました。

濃い霧に包まれた村に暮らす、雪白と薔薇紅と呼ばれる少女たちの日常や、村に伝わるお伽話。 ついでに紛れ込む少女たちの作り話。 各話300文字程度の、1話完結型の断片集。

小説を書く人にとって「面白くない」ことは致命的です。 小説を書く誰もが「面白い物語を書くにはどうしたらいいか？」という命題を抱き、それに腐心しています。 面白い物語を書くため…

山の上の温泉旅館の窓からは毎朝雲海が広がって見えました。 少年が雲海へ泳いでいくと、あるねこちゃんに出会いました。 ねこちゃんに連れられ雲海に住む動物たちと仲良くなった少年、…

　学校の帰り道、ある少女と出会った。その為に災難に遭うお話――。 　ホラーというよりは、コメディーかも。

乃木真白は、ごく普通の女の子である。 そんな真白によくよく絡んでくるのが、友達の女の子の仁科朱実である。 どういうわけか、朱実はいろんなアプローチを仕掛けてくるのだけども。 その…

八幡（やはた）ミキの実家は神社である。だが、神社育ちであろうとも、ミキにとって未だかつて見たことのない神様の存在は、およそ信じるに値しない。それは古い道具に宿るとされる付喪神（つ…

「場所と時代に関わらず人の心は大きくは変わらないものだ」 旧族長はそう言ったが、クワラには彼らの心が見えなかった。形も、色も、自らのそれと同じように本当に存在しているのかさえ。 …

この短編集は、筑波大学現代視覚文化研究会小説班の平凡なリレー小説を淡々と掲載したものです。 過度な期待はしないでください。 あと、注意事項はよく斜め読みして、10話目ぐらいまで…

ホラーといったら、あなたは何を考えますか？ 白い服を着た髪の長い女？ 足の無い着物の少女？ 金縛りの中、胸の上に乗る老人？ でもよく考えてみて下さい……一番身近なその恐怖を。 …