New World Wars~創造神大戦紀

@HinokiKonnbu0707

第1話 俺は新世界の神となる

俺は昔からなにかとこんなところがあれば良いなーこんな人がいたら面白いなーと想像するのが好きだった。

そして今俺は何も無い、本当に何も無い場所でただ一人黙々と世界を一からつくっていた。


自然豊かな土地にしたければ森林をつくったり草木を草原を一面に広げたりする。

この土地には水が必要だろうと思ったら近くに海をつくり、天候をつくりたいなら空に雲をつくる。


そんな地味ーで長ーい作業を一人寂しく行っていた。たしかにこういう地味な作業は嫌いじゃないけど………ゴールが見えなさすぎて辛い。好きなことにも限度はある。


なら止めれば良いだろうと思う人もいるだろう。それができたらすぐ止めてるさ。

けど、止められない理由があるからこうしてこの地味な作業を続けているのさ。






記憶がたしかならこれは一ヶ月程前のことだっただろうか。俺は創作が好きなどこにでもいる一般高校生だった。


普通に学校に通ってそれなりに友達も居てその友達とバカやって、家に帰ったら夕飯食べて風呂入った後に小説書いたり絵を描いたり。


深夜にはゲーム友達と通話しながらこんなキャラがいたらとよく妄想談義もしたっけか。


そんな日常もある日突然終わりを告げた。




たしかあの日は快晴が続いていた夏休みにしては珍しく大雨が降っていた。ザーザーと音のする道を俺は傘も差さずに走っていた。


夏休みは小遣い稼ぎの為にスケジュール詰め詰めでアルバイトを入れていた俺。その日も朝早くから喫茶店でのアルバイトのシフトが入っていた。


だが、その前日の深夜はずっとゲーム友達とゲームをしていて寝たのは深夜2時半頃。

そして起床時間は本当は6時半の予定が8時半………。


出勤時間は9時からになっていたので急いで着替えて家を飛び出して行ったのだ。


出勤初日ということもあり断じて遅刻は許されない。遅刻したらバイト舐めてるだろ!とか怒られて減給もありえるかも……。


減給だけは回避しなければと雨が降っているのも気にせずに駆け出した。


そうして焦って走っていたのがまずかったのだろう。


住宅街を抜け大通りに入り、あとは大きい道路一つ越えた先に喫茶店がある。歩道橋を渡ればすぐ着く。ここを駆け抜ければ遅刻はギリギリセーフのはず。


そうして俺は階段を二段飛ばしで駆け上がる。


その時点では転びそうになりながらもなんとか上りきったのだ。


しかしこの後が問題だった。


俺は道路を歩道橋上で横断していた。もちろん、俺以外の人も利用すている。


そして今回もまた利用者が正面にいた。中学生くらいだろうか?それくらいの背丈の男の子も走っていた。


もちろん雨ということもあり彼は傘を差していた。それで道を阻む幅が広くなっていたので、大きく避ける必要があった。


もちろん走りながらも俺はその考えを頭で把握していたので彼とすれ違う際にぶつからないようしっかりと避けた。


それがいけなかった。


避けることはできたものの、距離感を誤り歩道橋の転落防止の鉄柵に勢いよくぶつかってしまった。


元々、この鉄柵は老朽化してボロボロだった。そろそろ修理が入るだろうというくらい赤茶けていた。


そんな鉄柵に思いっきりぶつかった。鉄柵は衝撃に耐えられず、本来俺の体を支えるという役割を成し遂げられずに壊れてしまった。


「………え?」


そんな情けない声が思わず出てしまった。

鉄柵が壊れ俺の体を支えるものが無くなり、俺の体は勢いのまま宙に投げ出された。


死ぬ瞬間はよくスローモーションになるとか聞いたことはあったけど、あれはどうやら本当のことらしい。

俺を支えるものはなにもなく、重力により自由落下していく俺の体。落下により体が空を切る感覚がゆっくりと伝わる。なんか不思議な感覚だ。


そのまま俺は逆さになりながら自分の体が向かっている目標を見つめる。正面は車がどんどん過ぎ去る大通りの道路、そのど真ん中に俺の体は落下している。


上から人が落ちてくるなんて車の運転手の人達からしてみれば予測不可能。よって、俺が生き残るという道は0%と言って良いだろう。


このスローリーでこんなにゆっくり思考することもできる現状がそれを物語っている。人が死ぬ前の走馬灯的なこの状況が最大の死亡フラグである。


死ぬくらいならせめて………やりたいことを思い浮かべながら死のうかな……。


ドラゴンクエスチョンの新作やりたかったな……新しくできたラーメン屋、友達と食いに行きたかったな。一度は彼女とか作ってイチャイチャしてみたかったな。自分でゲーム作ったり、マンガや小説を書いたりするのにも挑戦してみたかった。ゲーム実況とかもやりたかったし……あ、あとあのマンガの最終回も見たかった。妹が高校生デビューのセーラー服着てる姿も見たかったし、来週のあの人の新曲も聞きたかった。それから…………。




たぶんそのまま考えて体感十数分は経っているだろうけれど実際の時間は五秒に満たない。もうすぐ地面に着きそうてところ。


都合よくポンポンとやりたいことを思い浮かべる俺の体の高さはすでに地面から背伸びして手を伸ばせば手を繋ぐこともできそうな距離である。


そんな俺が落ちてくる車線に一大の大型トラックが走ってくる。



スピードは全く落ちていない、そりゃそうだ。たとえ俺が落ちた瞬間にブレーキを踏んだとしても五秒でそこまで変わるはずもない。



そうして大型トラックは、自由落下する俺の体とそのままぶつかってしまった。



顔面から当たったせいでめちゃくちゃ痛い。



間違いなく今の俺の顔面はぐちゃぐちゃ。



しかしここは大通りの道路、通行量はそこらの数倍の量。



トラックが撥ねた俺の体は、さらにトラックが走っていた十字路を横から入ってくるワゴン車と衝突。



その勢いで俺の体は十字路のど真ん中に撥ね飛ばされ、その俺の体の上を数台の車が走っていった。



最悪なのが、まだこの時点で俺の意識はまだあるということ。


痛い、熱い、痛い、眠い、痛い、痛い、痛い痛い痛い痛い痛い!


車に撥ね飛ばされた時の自分の骨が軋む音、車の下敷きにされ中の内臓が破裂する音、車の急ブレーキ音。


周囲から聞こえる悲鳴、俺の呻き声、駆け寄ってくる大人の男の人が俺に大丈夫かと呼び掛ける。


そんな凄惨な場にザーザーと音を立て存在感を放つ雨の音。


何もかもが不快だった。苦しくて、痛くて、後悔ばっかり思い浮かべて。






そんな最悪な状況で俺は、永遠に目覚めることの無い深い眠りに着いたのだった。















次に俺が目覚めたのは、透き通った女性の声に呼び掛けられた時だった。


『目覚めなさい………若き魂よ。神の御前ですよ。』


「………んあ……?あれ……ここ…………どこだ……………?」


俺が目覚めた場所は辺り一面真っ白な場所だった。そこには地面も、建物も、草木や空に浮かぶ雲さえなかった。


そこにあるのはいや居たのは、大きい光の………玉?


なんとなく威厳というか畏れというかこの人の前では嘘つけないって雰囲気をしている方が俺の目の前にいるだけ。


そんな状況。


その光の玉は、キョロキョロと辺りを見回す俺に落ち着くよう促した。


『落ち着きなさい若き魂よ。たしかに私の御前というのは多大なプレッシャー、死を目の前にしているかのような緊張を感じるとは言われております。それにしてももう少し落ち着きを取り戻しなさ……人の話を聞いているのですか?』


話掛けてくる光の玉を無視し俺は辺りを見回し観察していた。


こんな不思議な場所は初めて見たからめちゃくちゃ興味深々であった。こういう時俺は周りが見えなくなるのだ。だからどうした。オレダケノセカイニオレガハイッテナニガワルイ。


分かってはいるけどこんな厨ニ心くすぐられる場所で俺が落ち着けるわけなかったってことさ。

さすがに何度も語り掛ける光の玉に気づいた俺は返事を返す。


「えーと………何か用?」


『あなたは今自分が置かれている状況というものがまるで分かっていなさそうですね……。』


自分の現状……?たしかによくよく考えてみれば妙だな?俺は歩道橋から落ちて車に撥ねられ撥ねられピンボール(物理)をして惨い死に方したところだったはず。


なんで……俺生きてる?


『まあ、正確には死んでいるですけどね。』


あれ?俺今声出したか?


『出していませんよ?私が心を読んだだけですから。』


「うえぇ~……趣味悪ー。」


すると大きな光の玉は少し強く光ったかと思うと俺目掛けて光線を放った。

その時俺の体には電流が走ったような激痛が………て本当に電流流れてるアババババババ!


『神に対する態度がなっていないからお仕置きです。もう少し態度を改めてください。』


なんてヤツだ……こんな横暴な神がいてたまるk…アババババババ!


分かった、分かりました神様!俺の態度は大変失礼なものでした申し訳ありませんでした!


『ふむ……まあ話が進まないのでここまでにしておいてあげましょう。』


神と自称するその光の玉は光線を放つのを止めた。


「ハァ……ハァ……死ぬかと思った……。」


『だから、あなたもう死んでいますよ?』


ああ、そういえばなんかそんなこと言ってたな。でもなんで死んでるのに俺は意識があるんだ?てかここどこだよ?なんで俺は神とタイマンで話してるんだよ?


『口数の減らない人間ですね……。まとめて話して差し上げましょう。』


そういうと神と俺の前神より大きい水晶が現れた。そしてそこに映像が映し出され始めた。


『さて、まずあなたは先程その体で体験したように不運且つ凄惨な事故により死亡しました。そこまでは良いですね?』


そう言い俺と思われる血だらけになった男が大通りの十字路のど真ん中で転がっている映像が水晶に映し出される。コイツ……人の死に様見せるとかどういう神経してアバババ!


『ハァ………いちいち光線出すのも疲れるんですよ?自重してください?』


「お前が自重しろよ!いや、もういいや続けてくれ。」


このままだとツッコミ過ぎて俺が二度目の死を迎えそうなので俺が折れて話を進めてもらう。


『はい、では続けます。あなたが死ぬもう少し前のこと、あなたが今居るここ天界では世界創作繁忙期の真っ只中でした。』


せ……世界創作繁忙期?


「なんだその身近にありそうで無い時期は。」


『簡単に説明しますと、天界には神と名乗る者は数多く存在します。その神は全て自分だけの世界を創造する権利とベースとなる世界を持つことが許されます。というより支給されるという言い方が正しいですかね。』


へぇ……神って一人じゃないんだ。


「じゃああんたもその中の一人ってわけか?」


『私はその数ある神の中でも最上位の存在、全能神ゼウスです。』


………こんな奴が神とか世も末だな。あ、嘘ですスゴイデスゼウスサマスゴイデスカッコイイナーアコガレルナー。


『………まあ良いでしょう。その神々の役割というのが新世界の創造というものです。そしてなぜ私達神々は新世界を創造するのか。それは、世界の総数=原初の世界はじまりのせかいの維持エネルギーとなるからです。』


原初の世界はじまりのせかい?よく分かんないけどそれを維持するためのエネルギーがなくなったらどうなるんだ?」


『そうですね……では原初の世界はじまりのせかい以外の世界を〈機体〉と仮定しましょう。原初の世界はじまりのせかい私と共に生まれた最古の世界。いわば〈機体の核〉です。核が無くなれば機体は動かなくなるかもしくは崩壊してしまうでしょう。同じように原初の世界はじまりのせかいが無くなれば他の世界、神工じんこう世界は綺麗サッパリ無くなってしまうのです。ちなみにあなたが住んでいた世界、地球アースは私と共に生まれた原初の世界はじまりのせかいです。』


ふむ……そうだったのか………。と言われても神の話っていうこともあって少し着いていけないんだよなぁ。


ていうか地球は古株なんですね。もっと労んなきゃ!もう俺死んでるけど。


「……いやそもそもなんで俺はそんな高度な話を聞いているんだ?全然関係無いじゃん。俺がなんでここにいるのかっていう要点だけ聞かせろよ要点だけ。」


『まあまあ、ここからあなたにも関係してきますよ。そんな神々が新世界創造を頑張っているこの天界では最近ある問題が起こっているのです。それは………〈少神化しょうしんか問題〉です!』


………少神化しょうしんか……?なんだろう……社会の勉強で聞いたことがあるような……。特に日本なら大きな問題としてよく取り上げられていたりしているような。


「てか神って少なくなるものなのか?神に寿命とか無いだろ普通。」


『もちろん寿命などありませんよ。ですが、神の権利を剥奪することはできます。そもそも神になるにはある条件を満たした上で私に認めてもらい神の力を得て初めて本物の神となれるのです。神になったあとその条件を満たさなくなったと判断された神は私が直々に権利を剥奪させていただきます。』


コイツ、ゼウスが言うには神になる条件を満たして一時期神になれたとしても定期的な確認の際神にはふさわしくないと思われた場合、神になると行使できる力を使用することができなくなるという。免停みたいなもんかな?


『そういうことです。そしてこの少神化しょうしんかの原因こそ神が世界を創造することのできる権利、いわば〈創造権〉を剥奪されてしまう神が増えてきていることが主な理由として挙げられます。そこで事態を重くみた我々天界は、神となれる者の範囲を拡大することを決定しました。今までは3つの条件を満たす者でないと神にはなれませんでしたが、今回は大胆に条件の一つを撤廃することで多くの神を生み出し少神化しょうしんかを解決しようという結論に至りました。』


「その3つの条件って?」


『一つ目はある程度強い者です。曖昧な基準ですが肩書きとはいえ神を名乗る者、ある程度戦えるようでなくては神の名折れです。二つ目は創造力豊かな者。創造の神となるのですから、創造をが無ければ意味がありません。最後に三つ目。これが一番の難しい条件と言って良いでしょう。それは………私に許可をもらうことです。』


一つおかしい条件が混ざってるのだが……。特定のある人物がいないと神になれない案件だぞこれ。


『その中でも、我々天界は一つ目のある程度強い者という条件を無くしました。神の力を得た時点で結構色々できるので戦闘力というのは実はあまり重視されないのでは?という意見で一致しました。これにより地球にいる一般人でさr神になれるチャンスができるわけです!さあ、ここまで話したらあなたがここにいる理由ももう分かってきたのではないですか?』


色々とツッコミたいところはあったが……この話の流れから行くと……だ。


「もしかして、俺に神になれとか言うつもり?」
















ゼウスは光の粒子でグッドマークを作って俺に見せびらかす。おそらく満面の笑みなのだろう………なんかムカつく。


えー……今までの話をまとめると要するに……?俺が死ぬ少し前から始まった原初の世界はじまりのせかいのエネルギーを維持するための新世界の創作が多忙な時期、世界創作繁忙期のせいで天界はてんてこまい。少神化しょうしんかのせいでただでさえ人手不足なのにも関わらずこの時期に入ってしまったため断腸の思いで神になれるものの枠を増やした。

そして俺がその神になれる枠に入っておりそんな時期に都合よく死んでしまったが為に俺に神になって欲しいということで、死んだはずの俺はここにいるということか……。


『その通りです。あなたも一人の創作熱狂者クリエイトマニア、創造力なら人一倍でしょう?時間も気にせず自分だけの世界を創ることができるのですから断る理由はありませんよね?死んでしまったのでもう地球アースに固執する理由も差程無いでしょう?』


固執する理由…………正直に言うと結構ある。今週出るゲームやりたかったし、来週始まるアニメも見たい。あのマンガの最終回も死ぬ前に見てみたかったし妹のセーラー服姿も見たかった……。


……………けど神になれるという極上の条件と天秤に架けられるとなると話は変わってくる。

俺は三度の飯より妄想でかっこいいキャラや壮大な世界を作るのが大好きな男。そしてその妄想を現実に創り出すことができる能力を今もらえるチャンスを手に入れられるのは今しかない。


さらに言えば俺は死んだと言われただけでいくら後悔を語っても俺がまたあの世界に戻れるなんてことはゼウスは一言も言っていない。つまり、正直俺は今神になるかこのまま普通に死ぬかの二択である。

それならば、このまま神になって好きなことをしてみるのが一番良い気がする。


少し考えた末、俺はゼウスに言った。


「良いよ、神になろうじゃないか。神になって俺が好みな世界を創り出してやるよ。」


するとゼウスはキラリと光り何かを準備しながら話し始めた。


『そう言ってくれると思っていましたよ。それではさっそく神の権利を授けましょう。』


ゼウスはそう言うと、俺の方に何かを飛ばしてきた。これは………透明な球体?まるで地球のような楕円体である。


『それがあなたが自由にできる新世界です。それを手にしたことですでにあなたには神のみが使える〈自身の思い通りに創造する能力〉も付与されています。あなたにしてもらうことはただ一つ、あなたがその手に持っているその空っぽの世界をあなたが一から全て創造することです。それが済めばあなたがその世界でどうしようとあなたの自由となります。純粋なファンタジー世界を創るもよし。あなたが元居た地球と全く似たような世界を創るもよし。全てがあなたの思うがままですよ。』


へぇ。この透明な球体が俺だけの新世界……か。この空白しかない世界を俺が埋め尽くすっていう訳か。………めっちゃ面白そうじゃんか!


「よし!じゃあさっそく……。」


『あ、ここでは創れませんよ。私の前で私以外に興味を示すなど失礼極まりないですよ?』


構ってちゃんかよアババババババ!


『私が心を読めることを忘れていましたね?お馬鹿さん。さあそれでは気を取り直してあなたの仕事場兼あなただけの世界へとお連れ致しましょう。その球体はあくまで世界を創造する道具、本物の新世界はまた別の場所ですからね。』


「あ、そうなのか。分かった早く創りたいし早く送ってくれー。アイデアいっぱいだからな。」


自分で創りたいオリジナルキャラ、国、組織。浮かぶだけで数十、いやもっとあるな。早く創りたい創らせろ!


『はいはい分かりましたせっかちな神様ですね。それでは行きますよ。新しい世界の創造頑張ってくださいねそうだ!言うのを忘れていました。一から自分で創るのが難しそうだという人の為に神になりたての者には創造神マニュアルが渡されているはずなのでそれを読んで頑張ってくださいねー。それでは108人目の創造神神宮寺じんぐうじはじめさん、新世界へ行ってらっしゃい。』


そこで俺は初めてゼウスにを呼ばれた。その瞬間、俺の体の奥がじんわりと暖かくなったのを感じ取った。

そして俺の体は白い光に包まれゆっくりと消えていった。
















そしてようやく今に至る。そう俺は神として一からこうして世界を創っていたのだ。神のマニュアル通り進めているが全くもって進まない。めちゃくちゃ果てしない……。

一体いつになったら俺が望むこの世界の住人や国や文化等を創れるようになるのか。

………ま、時間はほとんど永遠にあるし気長にやるとするか。

こうして俺は何が何だかわからないままだが一つの新世界を受け持つ神となった。









これは、俺自身が神様の世界で平和に暮らす日常を書いた物語………なんかではなくその先。俺が創った世界と他の神々の創った世界による戦いの物語である。

















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