「誌」を含む小説

お江戸の大店たる材木商紀伊野屋の若旦那・藤衛門と、彼の元に嫁いだばかりの御新造さん嘉（ひろ）との結婚から現在に至るまでの、夏の日の小さなお話。 甘やかし旦那と天然箱入り女房のちぐ…

ただの男子高校生・水上出雲（みずかみいずも）はある日アルバイト情報誌を手に取った。 とある求人情報に目を惹かれた先には時給1250円という高額な賃金設定。 しかし、同時に謎の仕…

人里離れた丘で静かに暮らす竜。 そこにに博物誌を編みたいという学者が訪れる。 彼らは何を語り、何を想い、何を遺すのか。 　　　　　 『お題で遊ぼう！今週のお題』に参加させていただ…

某誌に投稿したものです

2009年に二次創作小説を書き始めた、同人作家S。 主に同人誌媒体で、多数の腐向け（BL）作品を書いていた。 しかしSは、2020年のある時点で筆を折り、二度と戻ってくることはな…

オタクの大学生、音。中高の同級生の佐奈が推しているnigのメンバーである増住が一緒の大学らしいという噂を聞く。だかアイドルが興味のない音は前日に会った同人誌イベントで会った推しス…

【不定期更新】 俺の彼女である姫野凛は今大人気の国民的アイドルグループの主要メンバー。 艶のある長い黒髪が特徴的な清純派アイドルだ。 俺はそんな凛と付き合っているのだが、ひとつ…

郁菱万の日誌風小説です。 カクヨムさん近況ノートで連載していた、2016/6/21～2022/07/31までの記録です。 2022/07/31以降は「日々記。」となります。

冬の同人誌即売会。 俺は、いつものようにサークルとして参加した。 まさかその日、恋に落ちるなんて知らずに――

特異な外見を持つために田舎で虐げられてきたアルビノの威と、白蛇だけが生き甲斐の偏屈で人嫌いな企業オーナーの浩然。 ある時、浩然の所有するビルのエントランスで行き倒れていた威を助け…

情報屋の篠宮の元にやってきた押しかけ社員の東條陸。 頭はすこぶる良いが、それ以外は全くのポンコツ。 高性能なのか、ただのダメ男なのか……。 触手シリーズの第２弾です。 インテリ…

星月の魔力を得て奇跡を振るう魔術――星天術。 星天術士のフェルナンドは、この術の研究の片手間に、魔術士や錬金術士を相手にした裏家業を営んでいた。 今回、仲介屋アマンダから提示され…

高校に入学したばかりの人狼の少女、馨は、同じバンドの男の子に恋をしている自分に気付く。とはいえ、人狼同士でしか結ばれない定めもあり、果たして彼女は恋を実らせることが出来るのか………

高校の文芸部部員の小濱芽沙（おばまめさ）は文芸部の部誌の締め切りが迫る中でなかなか話しを掛けないでいた、 そんな時に部室にはクラスメイトの美少女、結城まりあが来て幼なじみの蒲田薫…

警視庁捜査一課の刑事館那臣は『解決してはならない事件』に手を出し、懲戒免職寸前だった。 そんなとき書店で偶然出会った謎の美少女森戸みはや。自らを『守護獣（まもりのけもの）』と呼ぶ…

　俺の旦那は地球外生物らしい。 　らしいというのは、彼らがこの地球に来たのは何代も前の昔のことで、俺の旦那もその両親も地球生まれの地球育ちな完全な地球っ子なのだ。 　なんだかよく…

クリスマスを前にして浮かれた街並み。 その景色を尻目に僕は函館山の展望台へと向かう。 僕は死のうとしていた。 もう生きていても仕方ないと思っていた。 そんな僕に話しかける 二…

「FBI女性捜査官を関連業界の社長が殺害する」。その決定的瞬間のスクープ写真を撮らないかとパパラッチの晴美に匿名の電話が入る。半信半疑で現場で待ち受けたら、何と目前でそれが起きた…

シルクロードに生きるクィアな民たちの物語「シルクロード・シリーズ」の2作目。世界観とキャラクターの一部を共有していますが、全作品独立して読むことができます。 1作目：シルクロード…

【作品紹介】 歴史を扱う国際機関を巡る群像劇。実在する人物や団体、地域、国とは関係ありません。 ※本文では地の文・会話文に関係なく、書籍名は『』、収録された文献名は「」で統一して…