「どこで」を含む小説

第六回こむら川小説大賞参加作品です。テーマ「逆境」 ラブストーリーでもないし、感動する話でもないけど、 読んだ後に走りたくなったり、どこかに行きたいって思ってもらえたら嬉しい感じ…

「チャンスは残り三回です」 その声でぼくは覚醒した。 シロタ・フラッシュバックという、心身が危機に瀕した際に作動する電脳内の安全機能ソフトウェアのアナウンス。これが聞こえると…

「玄関の鍵、閉めたっけ？」 　大学でいつも通りの一日を過ごす美咲。彼女の脳裏をかすめた小さな疑問。 　どうしても気になった彼女は、急いで帰宅し、一人暮らすアパートの扉に手をかける…

生まれついたその時から私の苦労は始まっていた。不法滞在、不法就労中の母から隠すように産み落とされた私は、母親ごと捨てられて、母親からは私をどこだかの病院の近くに段ボールに入れて捨…

＊深山シリーズの第3作。 ＊シリーズとして続いていますが、作品は独立しているのでどこからでもお読みいただけます。 【あらすじ】 　季節は春。その日、中学校の理科教師をしている深…

策謀の陰舞い踊る、宵闇の帝都。 最高級の知識人である『学術師』の二つ名をもつ青年・レオンハルト・フォーゲルは、その陰謀の只中に巻き込まれ、かつて友と呼んだ男・ヒュウガ・アマギによ…

【あらすじ】 　大学一年生の美優(みゆ)は、初めての前期テストを乗り越えたところでした。そして、自分が頑張ったご褒美に、乙女ゲームに転生した悪役令嬢ものの小説を読もうと本棚を開け…

　東の魔術大国マーセリア。西の侵略大国インヴェディア。この二つの大国は両国の間にある国境線からどこまでも続く戦場で、百五十年以上戦争を続けている。血で血を洗うような戦いに、多くの…

雲下うさぎさまの企画、お題、「書きかけの地図」で、書かせていただきました。私自身、幼い頃、紙という紙、３０枚くらい並べて書いて、保育園の先生に、怒られた事があります。 人生は、…

どこかで聞いたことがあるようなないような。

　僕は旅行者だ。『命のランタン』を携えて旅をしている。 　この『命のランタン』は僕の命を糧に燃える。 　僕は誰も訪れない地図の外の東の大地を旅していた。その道すがらには洞窟があ…

この作品は短歌などの｢詩歌｣と掌編小説級の｢物語｣を融合した作品です。 不定期に連載していきますので、気軽に読んでいただけると嬉しいです。

幼なじみの男が、俺に頼み事をしてきた。でも俺は、何もしてやれないし、手を差し伸べるつもりもない。自分で解決してくれ。

どこから読んでも楽しめる！　ジャンルごった煮(青春・奇譚やや多め)掌編小説集。 公募情報誌『公募ガイド』月刊誌時代の名物小説公募コーナー、阿刀田高の「TO-BE小説工房」 第3…

愛紗は、１８歳で故郷を離れ、バスガイドとして働いていたが 年々不足する路線バスドライバーとして乗務する事を志願。 鉄道運転士への憧れが、どこかにあったのかもしれない。 しかし、過…

小昏い意識の谷底で忘れさられた記憶が溶けあい、いつか一つの淋しい街をつくった。 さびれ静まりかえったその街で、影法師のような人々とぼくはめったにものも言わずひっそり暮らしていた―…

たとえば、とりとめもない、けれどもわたしの胸をぽっかり空いたようにするこの感情をどこへ向かわせればいいのだろう。 ありふれた日常の些細な揺れを描いた短編小説です。

おっぱい…そうとしか言いようがない。 イラストとか描いてもらえると嬉しい。 エロいかどうかとどこがエロいかのコメントがあると尚ヨシ。 あとこんなヒロインが出て欲しいとかコメントし…

日本のどこかの田舎。今年も訪れた夏、町では恒例のささやかな祭りに友人たちと訪れる中学三年の男子生徒、「小椋 蛍(おぐら けい)」。 なんでもノリと勢いで決めたがるお年頃。そんな調…

　西崎静の世界観溢れる短編集。キャッチコピー通り、まさに「酒と煙草と平成と」といった具合の少し荒くも、どこか褪せた日々の短編をあなたに＿＿。 　こちらは、小説アプリnovelee…