「誰だ？ 私だ！」を含む小説

ドロシーが歩いた「きいろのレンガのみち」を、私を歩いてみたい、と言っても大人は誰もわかってくれない。 唯一私の手を引いて、おいで、と言ってくれたのは、はるにいだった。

都会で働いていた私は色々あってそこを辞め、再出発するつもりで地元に戻ってきた。　 途中入社だけど、地元にもある業務用食品を扱う会社の倉庫に就職する事ができた。２７にもなるのにバイ…

初恋はレモンの味なんて、誰が言い出したのでしょう？ 少なくとも私の初恋は、そんなにいいもんじゃない。 それどころか、今となっては、記憶から抹消してしまいたい黒歴史。 いえいえ、…

　その広場の演台に立つことは死を意味していた。 　演台に立てばなにか告白しなければならない。内容はなんでもよいのだが、たったひとつルールがある。その場にいる誰も知らないことを話…

おはよう！とばかりに黒塗りの高級車に激突...いやいや！乗用車にはねられてしまった松岡輝赤[マツオカキセキ]は、まさかの異世界転移？！そして僕たち「「多重人格者」」です！天才、モ…

西暦3000年人類は様々な過ちを犯し続けながらも、２つの大きな実験を成功させていた。 １つは、人の能力は10%から20%程しか発揮されていないと、研究者達が発表していた…

自主企画、告白死の世界観！ 以下ルールです！コピペ ■告白死の掟 　とある村の広場の真ん中にある演台に上がり、告白をして死ぬこと。 　掟１　演台に上がったものが降りるのは、死…

この創作論は小説を書くもののアドバイスとなるものではないことを前提としておこう。 小説の文体、表現方法、字数やコンテストの見解などを述べるものでは無い。 物語とは、長い歴史上で…

誰もいない自習室で、私は一人勉強を続ける。 そこにやって来たのは、野球部のエースである杉内くん。彼は赤点を取らないよう勉強を教えてくれと、私に懇願してきた。 困ったな。杉内君の…

「私」は、「彼」と同居している。 満月の次の夜は、「私」にとって特別な夜。「彼」の秘密は「私」の特別で、柔らかくて温かい。 柔らかい温もりと、おだやかな時間を、あなたは誰と過ごし…

若き建築士エリック・コーウェンは迷宮と言われる巨大な塔の根元で神様を自称する少女と出会う。彼女は「あなたに誰も見たこともない建物を作らせてあげる。だから私をこの塔の頂上へ連れて行…

第2回冲方塾小説部門投稿作品。 「テスタメントシュピーゲル」の数ヶ月後、陽炎とミハエルの関係は一見良好に思われた。度重なるデート、二人の仲は加速的に進行する──わけではなかった。…

静かな夜の記録 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887117048 新たな夜の記録 https://kakuyomu.jp/works/…

自分の日常とテレビから流れる世界の日常。 自問自答。 主人公の日常と世界(世間)の日常のズレの苛立ちや不平不満。 処女作です。短編です。

13.《グレン大尉》と言う人物がいた。 出身地:不明 学歴:不明 両親:不明 …と謎多き人物であった。 私からすれば彼は、まごうこと無き『英雄』であったが… 周囲からすれば警戒…

時は宇宙世紀57年。人類は宇宙から飛来する敵性体『鉱性生物』と終わることのない生存戦争に明け暮れていた。ただ、自分の大切な人を守る為、少年少女は宙を駆ける。加速する戦いと、明かさ…

世界を燃やすような恋（物理）をしよう！ 私、立花楓（たちばなかえで）は『火』に恋し、放火を生きがいとするごく普通の女子高生である。 趣味は放火、特技は放火、人生で一番取り組んで…

本当の私とは誰だろう。

「私」は、美しい親友・有野華の視線の先が誰に向かっているか知っていた。学校一、女子に人気のある男子生徒、成瀬渉を見ていたのだ。「親友」の視点から語られる、現代のシンデレラストーリ…