「運ぶ」を含む小説

差出人不明の手紙は、何を運ぶのか。

　これは魔神王が神になる前の物語。 　ある日女神アリスがバアルの前から姿を消した。 　残ったのはアリスからのメッセージだけ。それを読み取ったバアルは、神界へアリスを連れ戻しに行く…

夏休みにおばあちゃんの家に遊びに来ていた淳は、どこか居心地の悪い家を相棒のスケートボードと共に抜け出す。 いつもならこんなことは無いのに、そう思いながら走る淳の前に謎の小道が現れ…

短編ですが、需要があれば別話で続き書きます。 様々な世界で、日々進化を続ける知的生命体たち。 彼らがたどり着いた時空エネルギーは無限に等しくあるものだが、その無限は他の世界から…

——運び屋(ポーター)。 国から国へと依頼された荷物を運ぶだけの非戦闘職。 しかし、彼らは違った。 魔導式銃の使い手、アルザ。 そして投げナイフ使いの少女、カイネ。 過去に…

悪魔を名乗る超常存在達と、彼らが招き、運び込んだ悪人達がたっぷりはびこる退廃の街「イースト・スラム」。 その郊外で孤独に暮らす殺人者レナードの、極めて長く破滅的な一日が始まろうと…

仕事が終わり、夜遅くに、いつも通りラフィリアは屋根裏部屋へ足を運ぶとそこには悪魔？ がいた。

人里離れた墓地にときおり現れる幽霊。 それは白い服を着た髪の長い女の幽霊が…… イメチェンしたいと美容室へ足を運ぶところだった…… ↓前回の投稿↓ 『エクストリーム・ポイン…

――彼女なら、その依頼を引き受けてくれる。 空に漂う浮遊島に住む人間達の移動手段は、危険な空を飛ぶことのみ。 しかし、それは常に死が付き纏う危険な航空だ。 自然の猛威、人間…

年に一度、雨を降らせる龍神様へ貢ぎ物を運ぶ。 酒や反物、美術品などが連なる帳簿に人の名前が書かれていた。 その名は我が国の姫のものだった。 ※夢月七海様企画の「同題異話・九月号…

　人類が異界から来た侵略者、『乱数人』たちとの戦いを始めて百数年、物理的な攻撃が聞かない彼らに対し、人類は『数司』と呼ばれる異能者たちで対抗していた。 　数司大隊の裏部隊、殲滅班…

とある屋敷の若君、実動（さねいつ）の様子がここのところおかしい。 そんな噂を屋敷で働く者達が口にするようになって、どれほど経つだろうか。 ある日、女房の墨江（すみのえ）は、当の実…

喫茶店“キツネの巣”にはおかしな客が集まる。政治家、殺し屋はまだいい方だ。宇宙人、未来人、吸血鬼までいる。 そんなおかしな常連客との語らいを楽しみに、私は足を運ぶのであった。

ブラック企業が蔓延る現代。 残業多めで給料少な目な企業に勤める一人の男が過労死で亡くなる。 名前は「折戸 真」（おりと しん）。 死後、自分と同じような男女が集められたオフィ…

一目惚れするのは良くありません、そしてそれがあなたに費用がかかることを知っているならもっと。 自分の人生はとてもつまらないと思っていた15歳の少年、由美子。 一晩で変わりました…

　異世界が滅ぶと地球も滅ぶ！？ 　辺境の村に住むキヨカは、行方不明の姉を探す旅に出るための力をつけるべく、修行の日々を送っていた。 　ある日、キヨカが山で修行中に村に凶悪な邪獣…

15歳、行けなかった学校に小さな爆弾を運ぶ

特別でありたい。代わりがいくらでもあるとは思いたくない。だから彼女は求める。だから苦しい。故に彼は足を運ぶ。

大学時代、オカルト好きの気の合う仲間たちで純粋にオカルトを楽しむ"奇士談クラブ"を結成した。 その"奇士談クラブ"は学生時代の終わりとともに開催しなくなっていたが、社会人となって…

　女の子の生き甲斐は、シンデレラのように愛する人と出会い献身的に尽くす妻となることにある…。 という理想を幼少の頃から持って生きてきたわたしは、統合失調症を発病した。 恋心を持つ…