「宇宙からの」を含む小説

第13回空色杯応募作品

どこか、地球に似た異なる世界。高度に発達した科学技術により、人類は栄華を極めていた。大学で研究を行っていた主人公、ヴィクター・ライスフィールドは、ひょんなことから軍の研究施設の管…

本作は異世界ファンタジーに対するアンチテーゼ的な側面があります。決して異世界ファンタジーの作品を冒涜・中傷するものではありません。 また、よりリアリティを出すため、実在の地名、…

その人は星を数えながら、宇宙を歩いていました。 ところが、途中で、どこまで数えたのか、分からなくなってしまったのです。 すると、生まれたばかりの星は……。

あらすじは本編全てを要約したものです。ネタバレが嫌な人は本編へ 　主人公の影宮天月は、幼い頃に大切な幼馴染と両親を亡くしたことで日常に絶望し、自殺を図ったはずだったが、気…

「綺麗……」 　隣から吐息がこぼれた。 　目の前に浮かぶ『星』はさながらガラス細工、触れたら壊れてしまいそうなほど薄く、繊細で、儚い輝きを放ち、事務所の中を照らしている。僕らが暮…

小さな町で唯一の中学校にある吹奏楽部。そこに入部した桜庭理子は人前に出ることも苦手、自分に自信もない。それでも右も左もわからない吹奏楽の世界に飛び込んで、新たな挑戦をし、全国大会…

　宇宙船ラスト・クロノス号。そこには、星間移住の夢が打ち砕かれた人類の残骸があった。 　絶望の淵で、彼らは奇跡的な発見をする。未知の金属が放つ光は、美しい幻想をもたらしたのだ。 …

　人類は宇宙へ飛び立った。目指すは、未知の星系コロナ・ボレアリス。 　クロノス・ファンタズマ号に乗り込んだアヤは、期待と不安を胸に秘めていた。そこで出会った老人トーマスとの会話が…

不慮の事故で死んでしまった真田アイの魂は、天国にも地獄にも、それどころかファンタジーあるあるの異世界にも行けなかった。　彼女の魂が落っこちたのは次元の狭間のゼロ次元。　そこにはそ…

　アバターの神場は４Ｄ映像探査ディスプレイに映るデロス帝国の惑星地質調査艦を示して言った。 「デロス帝国の特殊工作員は、私が、ヒューマ細胞の分子記憶領域に、ディノスとは相容れぬ遺…

うちは小学4年生。白熊あやな。ロンドンからパリの小学校に転校してきて、葉月さんのうしろの席になる。窓ぎわの席。 葉月花奈ちゃん＝はなっちといっしょにフランスを旅したり。 そして、…

私は他星研究家であるが、急激に文明的に発展を遂げた生命体は稀だ。 ここでは「青い星」に住む生命体に関する報告書を作成した。 実に面白い進化を遂げていたので私は実に満足である。 …

空をみて、宇宙をイメージして感じたことを詩にしました。

名門大学の物理学教授、斉藤 学は、量子コンピュータの研究に没頭する中、若き天才研究者・森下 啓が突如失踪するという事件に巻き込まれる。研究室に残された「量子の迷宮」という謎のメモ…

女性同士の恋愛を主軸とした作品群です。 自分の好きを詰め込んだ作品です。完全なるGL作品としてお楽しみください。

　西暦2154年、地球の自然は荒廃の一途を辿っていた。 　14歳のアヤは、祖母ミドリと共に宇宙エレベーターに乗り込む。 　目的地は軌道上ステーション「エデン」。 　そこには、絶滅…

冬本 犀樹は連邦宇宙軍上級士官学校をギリギリの成績で卒業した、いわば劣等生である 時は彗歴2579年、そんな彼が初めて着任する艦隊は、連邦軍の中でも旧式の艦船が寄せ集められる、言…