「#恐怖 ＃短編」を含む小説

大学からの帰り道、僕は雨の中傘をさしていない男子学生に一緒に入ろうと傘をさしだす。すると学生は恐怖に顔を歪めて道路へと飛び出し、トラックに轢かれて亡くなってしまった。 その日か…

　もとは「もう少しだけ」というお題のコンテスト用に書いた短編作品。 　今回もホラー回ですw 　でも、いつもは怪談界のレジェンド、稲川淳二御大の語り口風文体で書くのですが、今回は普…

母親とともに新しく住むことになった町は、通称「霧の街」と呼ばれていた。別名「朝顔の町」とも知られるその土地で過ごして行くうちに、次第に高校生の直季は、町全体に妙な違和感を覚え始め…

一話完結・不定期投稿。表があれば、裏がある。善が悪で、悪が善。立場変われば、考えも変わる。甘党と辛党が共存する世界のお話です。注意-残酷なシーンもあります。気の弱い方はご遠慮くだ…

男子中学生の山崎、水卜、二階堂はバレンタインデー前日に恐怖のチョコレート体験で盛り上がる。 モテ男の山崎は彼女からのプレゼント。地味男の二階堂は手作りチョコレート。チョコを貰った…

『戦乙女』と『戦鬼』の二つ名を持つ女傭兵、レヴィア。４０を迎えた彼女に、ギルド支部長が縁談を持ってきた。 恐怖の強面女傭兵、レヴィアと。 可愛らしい少年のようなベヘモットの見合い…

〈大まかなあらすじ〉 特徴的な個性は何もない至って普通の高校三年生こと中村裕也は、小さい頃からの幼馴染でクラス1番の人気者である中野香織から、休日デートに誘われて仕方なく行くこと…

終列車の座席で目覚めると、他の乗客たちが顔を覗き込んでいる。 皆、「ここがどこなのかわからない」と言う。 外は漆黒の闇、なにも見えない。 やがて電車は、どこかへと到着し──

中学の新任教師である私は、異常に無気力な沼田という問題児の家庭を訪問する。そこで待っていたのは──

私は趣味の登山中、崖下に落ちた両親を助けてほしいという少女と遭遇する。急いでその場所にむかうと、そこには彼女の両親の他にもう一人、三人目の人物が意識を失って倒れており──

朝、僕は聞き覚えのないスマホからの緊急ブザーで叩き起こされた。送り主は『日本政府』。 テレビをつけると米大統領がこう言った。あと２４時間で人類は突然の終わりを迎える事になったと。…

小学六年生の芳樹は、ある日を境に、足元から伸びてくる真っ白な一本の腕と遭遇するようになる。それは、出現するたびに立てた指の数をへらしていき、まるでカウントダウンをしているよう。つ…

闇バイト掲示板で見つけた楽勝仕事に応募した。 仕事内容は交通量調査で日給10万円。 長髪で怠そうに喋る手配師に連れられた先はゴーストタウンの雑木林の中に作られた丸い空間。 そこか…

ダイラタント装甲外皮を持つ謎の生命体『ADAM』。世界同時多発的に起こったADAMの出現は世界を恐怖のどん底に陥れた。 銃も大砲も効かぬ怪物たちに対抗できるのは、強化装甲服に身を…

Ｋ市とＴ市は大きな川でさえぎられていた。１本の長い橋がその間をつないでいた。私はその橋を渡って家に帰ろうとした。

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト応募作品です。 １９９９年、大晦日。 世はノストラダムスの予言に踊らされていた。 しかし、新世紀が到来しても恐…

大切なものほど、永久を約束してくれない。 ＊＊＊ あまりに険しい道を進み続けるバスは、いつ転落しようとも誰も不思議には思わないだろう。 始発のバス停を発った後、快調に途中…