「忘れないでよね」を含む小説

【そこで私は 彼らがみた夢の中を歩き 彼らがみた現の中をあるく】本を読んでいた美咲は「とある森の中」に迷い込む。キツネの話ではそこは図書室だというが、本は一冊も見当たらない...…

　ある人との思い出、忘れられない事。 　五十年後の未来でもその思い出は消えない。たったそれだけの話。 ＊なろうに載せてたものです。 　カクヨムでの反応見たさもあり、どうせだか…

椿という少女が描かれたのはずっと昔、 スケッチブックの中の椿は何を思うのだろうか...。

６歳の主人公レインは、妹と２人で暮らしてる。なぜか、２人とも一部の記憶が無い。なぜ２人だけでいるのかもわからない。どこからどこまでの記憶があって、どこまでの記憶があるのかもわから…

思い出の中の大切な人に夢で逢えたら……。 出会うタイミングが合わなかった二人が、違う人生を歩みながらも、心はその時の気持ちを覚えている。 好きだった人の夢を見ると、一日中嬉し…

黒野武は、悲しきブラック企業戦士である。 そんな彼はある時「先着おひとり様限定！成長系チート5種セット」 と書いてあるよく分からん商品をネットで見つける。それを出している会社は「…

　本作品は第一稿になります。後に何度か修正入ると思います。 　絵の描けなくなった画家の東雲春人（しののめはると）の下へある日小包が送られてきた。その中には子供の頃に無くした手袋…

「私、束縛されたりこじれたりするのが嫌だから、決まった恋人って作りたくないの。だからひとりに絞らずに常に何人かの女の子とデートして関係を持ってる。どう、会社でのあなたが尊敬する私…

姉妹エッセイ集 『全部の漢字にルビを振ってみたくはありませんか？』 のカタカナるび版になります。こちらは全部の常用漢字を伏字にしています。 子供からお歳を召した方まで、忘れた漢字…

３１世紀の世界は、食糧、エネルギー、不老不死、公正で失敗しないＡＩ政府と、生きていく上での全ての問題が解決され、人は生きるための努力を忘れてしまった。味覚、性欲を失い、子供のいな…

忘れ得ぬ思い出は、まるで見るもの全てが輝いて見えて、どんな宝石にも勝る宝物。ふと、人生に疲れ立ち止まった時、思い返すのはあの何気ない日常。大人が忘れてしまった、一心不乱に走った少…

人は少しずつ少しずつ、己が築き上げてきた誇りや証から解き放たれるように、今世に繋ぎとめる執着を溶かしていくように全てを忘れ 次の日の朝が来ないこともわからぬまま、きっと眠るような…

　この風に飛ばされたら、楽しいかもしれない。 　なんて思ったのが運のつきだった。ある台風の夜、猛烈な風を傘に受けた“私”は、その勢いで飛ばされてしまう。暗闇の海のような街を俯瞰し…

普段カクヨムを見ながら何気なく目に止まった作品を読んでいるとふとした事を思い出したりする事がある。 それはずっと長いこと忘れていたモノでいつから忘れていたのだろうか？ 折角の…

【短編詐欺ではないです】【連載版あり】 　500年生きる不老不死エルフ美少女である私は、王子クロードから突然、婚約破棄を言い渡されます。クロードは、若き王女ルリアと結婚するという…

ただの心の捌け口です。 なんでもない行きずりの物語かもしれないし、忘れたくない日々の記録かもしれないし、散らかってまとまりのない言葉たちかもしれません。

ダイレクトダイブ。 それは、別世界へと渡ることの出来る、ただ1つの技術。 その世界へ渡る為のアバターに電脳を移し他世界の情報や技術、またあらゆる力をもってその世界の災厄を解決す…

幼い頃に姿を消した父親、病室で鼻歌をうたう母親。彼らは今日も、息子を忘れてどこか遠くを見て過ごしている。それでいい。それが、いい。そんな風に毎日を思い過ごしてきた澤野　想(さわの…

ここは未来郵便局。未来の自分へ手紙を送りたい人が来る場所。そんなところで局員として働いている私が1番印象に残っているお話をお伝えします。

高校２年生の春。 祖母が住む福岡県に引っ越してきた少年、唐草総司(からくさそうじ)。 転勤族だった彼がやっとの思いで手に入れる事ができた安住の地。 全てが灰色に見えていた彼の世界…