「忘れないでよね」を含む小説

主人公はしがないポストマンのアイリス。ある日、いつものように配達から帰ると自宅には一通の手紙が届いていた。アイリスの住むグラン王国から北にある雪の国『エリス』からの退位式の招待状…

とある学園を舞台に 成長と友情と恋のお話。 両親のお話もあります 【登場人物】 葵まあさ→高2。女の子にきゃーきゃー騒がれるクールビューティ。 中学時代はヤンキーで、荒れて…

バイト帰りにすれ違った人が落としていった定期券。 駅に届けようとして忘れていたそれを持ったままだったせいで、不思議な世界へ迷い込んでしまう。 そこは見た事のないもので溢れていて……

母から頼まれた買い物リストに書かれていたのは『緑のきつね』 これは、「赤いきつね」の書き間違いか？ それとも、「緑のたぬき」の書き間違いか？ スマホを家に忘れて確認がとれな…

仕事で帰宅がすっかり遅くなった緑野さん。 今日は彼氏の赤井くんが家に来る金曜日だということをすっかり忘れてしまっていた。 家で待っていた赤井くんはなんだか神妙な顔で「話があるん…

貴族として生まれた魔女、ラーリアは、家に不幸を呼ぶ『女神の堕とし子』だとして生家を追い出された。 「行く当てはない、けれど、絶望は感じない。 ただひとつ、生まれたときからずっと…

【縦読み推奨】 神鬼と人がまだ同じ世界にいた頃のお話――。 叡智と音の神であり、また戦闘神としても崇められていた弁財天神には、彼女に仕える童子が十六人いた。 童子達は悪さをする…

　俺は最上勝弘（もがみかつひろ）。高校2年生。 　インドア趣味が多めで、特に天文関係が好きな高校生だ。 　一つ、俺が続けている事がある。 　毎日の出来事や振り返った結果を日記アプ…

#月に詠む物語第3話 に応募する作品です ○条件○ 作中で夢を見る 「ありがとう」を入れる

「美少女信者ハーレム作ってエロいことしたい！！」 　非モテ童貞の青柳裕貴（アオヤギユーキ）は動画投稿サイトで目にした某カルト教団の特集動画に影響を受け、自身を教祖とするでっち上…

ファンファーレのように知らされた、一人の同級生の死。人生の黄昏を迎えた「俺」が、無意識に忘れていた15歳の「俺」を、その死が呼び覚ます。

カップ麺は時間効率と値段が気に入っているから食べている。うまいと思ったことはない。強いて言えば茹で上がりまでの五分間に休憩できることが気に入っている。 でも、思い出したんだ。 そ…

社会の並に飲まれてはや数年 とても難儀な気性を抱えた私の とある仕事帰りの夜のこと。 片手にぶら下げた バースデーケーキは 毎年恒例のモノだった きっと今年もこうして家…

一次創作小説を書いている螢田は、自分のファンだという一ノ瀬が少し苦手だ。彼女の感想を喜べない罪悪感と、忘れられない女性への思いを持て余しながら、まとわりついて懐いてくる一ノ瀬と会…

慎ましくても幸せに暮らす母娘、美彩と楓。 ある寒い冬の日、ラスイチの「赤いきつね」を母の美彩に食べられてしまったことに膨れる楓。そんな小さな出来事をきっかけに、17年前の冬に突然…

フィクション+ノンフィクション。誰にでもある、思い出の味と食べ物。 その中の一つである「赤いきつね」のお話です。

半年前、長年連れ去った妻が急逝した。 五年前に家出した息子は、もう帰って来ないだろう。 一人で過ごす年末年始、年越し蕎麦の準備を忘れた男の話。 「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せ…

村上俊哉(むらかみ としや)と村上透子(むらかみ とうこ)は、互いに30歳の夫婦だ。 共働きで多忙な日々を送る中、二人は些細なことで喧嘩をしてしまう。 タイミングを失ってしまい、…

誰からも褒められる、満点イクメン夫。特性のある息子の子育てにも積極的に関わり、妻のケアも忘れない優しい夫が、実は浮気をしていた。 悩める日々をブログ風に綴ります。