「#怪談」を含む小説

当たり前のように訪れる朝。それは現世と異界の逆転の知らせ、なのかもしれない。 兄妹愛。それは愛憎の図式。 通学を共にする、兄妹。その心には願望と欲望が渦巻いていた。 幼い頃から…

『おさるさん』 それは君のうしろに現れる。 ーーーーーーー 「５分で読書」短編小説コンテスト（通学路、振り返るとそこにいる（ホラー））参加作品になります。

夕暮れ。『かごめかごめ』の歌が聞こえる。 私の周囲をクルクル回り、背後に立つ彼女。 そして、どこか懐かしい声で、私は問いかけられる。 うしろのしょうめんだぁ～れ、と。 …

強い霊能力を持つ優乃は、子供の頃から霊に干渉される事に悩んでいた。中でも最近は存在をはっきりと感知出来るほど強い霊につきまとわれているみたいだ。優乃は友人と協力して霊の正体を突き…

都内に越してきた佐藤美香の頬は、ほころんでいた。 都会ともなると、ワンルームでも田舎に比べぼったくりと思われるほどの料金を取られてしまう。周りの部屋に比べると、桁違いの安さであ…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16818093083011746817 　もとはと…

この物語は何かあって、何かがない話です。 アクトは学校で虐められ、先生には見放され自殺を決心した。 そして、屋上に上がり、振り返ると謎の女が。 彼女に出会ったアクトの人生は続く…

１６歳の知也は、不思議な夢を見る。それは大親友である幸雄が首を吊り自殺する姿だった。学校へいつもどうり登校すると、クラス１の美少女、紗季に「君がみた夢は本物だよ」と告げられる。翌…

いじめられっ子な僕には友達がいない。そんなとき、ねがいやの店主を名乗るお兄さんが完璧な友達を契約しないかと聞いてきた。でも、その友達は高校になっても、大学になってもずっと同じクラ…

カクヨムの「５分で読書」短編小説コンテスト、「通学路、振り返るとそこにいる（ホラー）」投稿作品です。 いつもと同じ帰り道。だけど今日の僕は絶好調。だって僕は独りじゃない。 だけ…

　村には沢山の昔話、言い伝え、怪談があるけれど全部が全部、作り話って訳ではないんだよ？ 　平和で退屈な日常はたったの一瞬で、音も立てずに壊れていくんだ。 「さぁさぁサァーー！！今…

西部開拓時代の末期、悪辣なアウトロー6人組が遭遇する怪奇と因果の物語。 「ジョー・レアル」とは何者なのか？　こいつらは一体、何をしでかしたのか？　 過去と現在を行き来して真実が浮…

僕はいつも通り学校での授業を終え、家路についた。 夕方の独特な雰囲気と緩い上り坂のせいもあって僕の歩みはだんだんと鈍くなってゆく。 僕の背中に張り付く影は、傾いた太陽に照らされ…

中学校の時、私は吹奏楽部に所属していました。吹奏楽部と言っても銀賞止まりの弱小部。それでも文科系の皮を被った体育会系の部活なので練習は朝の七時半からありました。 通学路は遠回りと…

昭和時代の有名作家が書いた「聞いた者は恐怖のあまり死んでしまう怪談」についての怪談。 その物語に隠された真実とは？ 「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Nov…

夕暮れに通ると神隠しにあうという噂の墓地。 そこを、幽霊や妖怪の類を一切信じない男が歩いていく。 妖怪を信じない男　VS　妖怪軍団。 はたして男は、神隠しにあってしまうのか？

新たに不明ちゃんも加えて、皆様のお越しをお待ちします。 １ページ読みきりですので、どこからでもお読み戴けます。

　両親の──幽霊に育てられた青年、多々里憩（たたざといこい）は、その特殊な生い立ちから人外を恋愛対象とする変人であり、高校2年生の男子である。 　終業式を終え、夏休みを目前に控…

　ある山間部の中学に転校してきた桃木愛良は、隣の席の同級生、楠田さんの言われるがままに、オクナシ様に手を合わせる。 　オクナシ様に手を合わせたことから始まる奇怪な現象は、桃木愛…