「蛇」を含む小説

6/25「百合の日」に合わせて書き始めて遅刻した掌編。 白髪メカクレ村の幻想因習百合

子爵家の令嬢カラン・クーンは、心優しい女の子。 カランは継母と腹違いの妹に毎日いじめられていた。 明日は卒業式、カランは卒業生総代として答辞を読むことになっていた。 しかし…

よくある転生物です。打ち切りは夢オチEND

　たとえば、空は黒以外に『青』と『鼠色』があるだとか。 　たとえば、蛇イチゴは食べても美味しくないだとか。 　 　そういう日常の些細な知識を教えてくれたのは、誰だったろうか。 …

小さな喫茶店には、小さな謎が良く似合う。

31歳の星野礼治郎は新たなバイトの面接に向かう途中に異世界召還に巻き込まれる。 異世界召還はギャロス王国の女王の独断で行われた。女王は有能な移転者は引き立てたが、礼治郎たちのよう…

死者が人の姿を捨てて蘇る、閉ざされた「村」での物語。 新たな命と共に、怪物の姿を得た青年・テツジ。 憎悪と猜疑に心を鎧う彼が「村」で出会ったのは、獣をその身に宿した異形の村人達、…

シロヘビのまがたまをみつけてほしいと依頼を受けた探偵の佐藤、ところがシロヘビのまがたまは蛇之目家当主ですらも見たことがないという。はたして、佐藤はシロヘビのまがたまを発見すること…

一命をとりとめ、「村」のりんご園で働くことになったオーリィ。だがそこに待っていたのは、かつて彼女が憎み逆らい続けた実の母の面影を持つ女、「白コウモリの」シモーヌ。 交錯する「母」…

とある少年が島流しにあって、なんちゃってサバイバル生活をしつつ、 昆虫を美味しく食べたり。 カエルや蛇を美味しく食べたり。 イグアナを旨辛スープにしたり。 捕まえたゴブリンをミン…

あたしはお母様から逃げて来たのだ。あたしはお母様を捨てて来たのだ。 あたしのたった一人のお母様、それは夜の闇にも負けない力を持つ蛇であり、この死に絶えた世界の最後の神であり、そし…

【修正中】〈賞応募の為、1章らすじ最後まで掲載〉 禍の王、双生児ヨルムンガンド。人と愛を交わす為に、究極の美を具え、青く灯る瞳が生命を虜にする。自身は性を持たず、交わった者と相反…

ブラック企業で働く石田龍之介。意識を失い目が覚めたら暗く、狭いところに閉じ込められていた。そこから何とか出て目に映った光景に驚く。だがそれよりも自分の姿を見てよりいっそうの驚きが…

　無野田 蛇眼男（むのだ だめお）、33歳独身ニートの主人公は、トラックにはねられ、死亡。そして、記憶を所持したまま異世界に転生してしまった！ 　異世界で無双したい蛇眼男は、狙…

皇帝アドラーは皇位を引き継いでから八年、苛烈な人物として畏れられ、慕われ、疎まれ、そして頼られていた。 幼いころの教育係カタリナが死んでから十年、職務はこなしても個人としては過去…

陰陽師といえば、大抵優雅なイメージや安倍晴明、最近なら某野村●斎や某男子スケーターが選手権で踊ったセイメイという曲を思い浮かべるのでは無いだろうか？ もちろんそういう優雅な面があ…

東京から母の地元である小さな島に引っ越してきた姉弟――繭子（まゆこ）と渚（なぎさ）。 二人は島で暮らし始めてから視えてはいけない影のようなものが視えるようになった。 ある日、蛇と…

とある喫茶店で居合わせたときのお話。 ※自主企画『第四回性癖小説選手権』に寄せて書きました。 URL：https://kakuyomu.jp/user_events/1681…

人殺し、裏切り。なんでもござれな盗賊。影から世界のことを支えている盗賊。 その中でも、一目置かれ名が知れ渡っている主人公『リーダー』たちは、「王城から隠されし剣を盗み出す」という…