「絵本」を含む小説

孤児院で暮らす三人の子ども、エルフのハイドラ、獣人のティガ、人間のシュシュミラは大好きな先生ガーバに絵本を読んでもらう。 絵本の最後はこう締めくくられる「二人は結婚して末永く幸せ…

戦争のない平和な世界になることを 祈る気持ちは、優しい光となって、 世界中に届き、 おこりんぼうの王様の闇をも包み込んで 戦争なんてバカなことだと 戦争をもう二度とする…

山科風香（やましなふうか）25歳は、絵本カフェ【尻尾屋】の新人アルバイト。 張り切る風香だが、なんと初めてのお客様は、絵本から現れたシンデレラ！ しかも、めちゃくちゃ王子様の愚痴…

ボクの大好きな伊達おじちゃんと種お婆ちゃんが、さいきんお引っ越ししたのをお母さんから聞いて、夏休みにそこに行くことにしたけど…なぜかいつものお家に着いた。 どうやらお引っ越しはす…

ある日曜日を切り取った短編小説です。

むかしむかし、美しい海女の三姉妹がいました。あるひ、おいしいあわびをとろうと海に向かいました。しかしその海には恐ろしい大蛇が棲んでいたのです……

不思議な運命に導かれるように出会った鮭の赤ちゃんとかえるの赤ちゃん。 長い旅をくりひろけ、最後には、、、 人それぞれの人生。ちいさないきものにも一生懸命に生きた証があります。

「はあ？　悪鬼(トロル)がもう居ねぇだと？」 怪物退治の依頼を受けて、遠路はるばるやってきた戦士は、現地で聞かされた話に首を傾げます。 とっくに倒されていた討伐対象、その向こうに…

「水まわり１１０番」の依頼先の書棚に大切にされていたのは、現役時代のアヤメが編集に携わった入魂の戦争絵本……。

朗読用に描き下ろした短編。 寒い冬の日、積もった雪が繋ぐ過去と未来。

キラキラ星に住むあたし、ミルカ姫はお友達が欲しくてたまらない。イタズラばっかりしては、コルト大臣に叱られてしまうの。 そんなある日、あたしには双子の妹がいるって知って…。 ワ…

大人はみんな　子供だったんだよ 忘れないでね

　人生をただフラフラと適当に過ごしていた25歳の坂下　貞治は、同級生に遅れをとり今だに地元で実家暮らしをしていた。 する事といえばコンビニに行って弁当を買いテレビの音を流しなが…

　お友達とお別れをする夜、小さい頃の夢を見ました。文字の蟻が歩いて、自分の足元を歩いている夢。この夢で出会った彼らと、またもう一度、会いたいな。なぜ涙が零れるんだろう。そう、今日…

プリンの“こせい”のものがたりです。🍮🥄 ヨーグルトになれなかったプリンが じぶんの“こせい”をかんがえていくなぞのおはなしです。 ※ “こせい”には人生と個性、ふたつ…

昔、昔～。ある所、西国に、おさん狐と呼ばれる妖狐がいたらしい。から始める架空の妖狐の出生の昔、昔の怪談話しをオリジナルで余り畏怖を感じない。小さなお子さんでよめる。絵本、紙芝居風…

本に関しての最初の記憶はいつまでも絵本が部屋にあって邪魔でしょうがなかったこと。

イギリスにて二人の男女が、五年間に渡り四人の子供を殺害した「ムーアズ殺人事件」。 事件について調べていたところ、エドワード・ゴーリーという絵本作家の『おぞましい二人』という作品に…