「一人称視点」を含む小説

奈良ヨシミチは、製薬会社で研究職を務めているごくごく普通の会社員。 そんな彼の人生に訪れた転機は、突然のゾンビパニックだった。 荒廃する人心。制する者のいない暴力。死。死。死。 …

優れた腕を持ちながら僻地の砦へ左遷されていた弓兵ワカツはある日、異国の女剣士オリューシアの訪問を受ける。 彼女はワカツが見張る人跡未踏の土地から見たこともない『竜』が現れたと告げ…

目を閉じて、胸元のネックレスにそっと触れてみた。

街を襲った怪獣と、それを止めた魔法少女。 そして、夢の中を彷徨う少女のお話。 この作品は小説家になろうにも掲載しています。

主人公の「私」は、とあるVRオンラインゲームが趣味。今日も日々の合間を縫ってインする彼女は、ある事件に巻き込まれる。

とある少年があなたに、ある噂についてお話をします。 彼は一体何者なのでしょうか。 読み切りショートストーリー第1弾

ヘビ人間の先祖返り 衛士(えいじ)の過去のお話。 【更新履歴】 2018.11.6：「序文」「誕生した後の記憶」公開 ※このお話は、現実世界のありとあらゆるものと一切関係…

異世界へ生まれ変わったノアには、前世の記憶がほとんどなかった。 覚えていたのは、母国語を含むいくつかの言語と、自分が男だったということくらい。 生後半年で家族を亡くし、孤児とな…

小さな部屋が沢山あるこの場所は、家族を安楽死させる場所。最期の一時を過ごしながら、家族は色々と思い出す。思い直す場合も多い。そんな中、ある部屋は痴呆症の祖父と連れてきた孫だった。…

いつきちゃんはね あたしのお人形さんだから あたしがたくさんお世話してあげないといけないの ――――――― スマホで読まれる方は画面右上「ビューワー設定→文字サイズ小」にするか…

僕｢小鳥山(ことりやま)周(しゅう)｣は所謂(いわゆる)一端の高校生というやつだ。 然し僕の高校生活はある一つの出会いから変わってしまった。 僕が僕である、存在証明とは烏滸がまし…

せっせと高い所を目指して登っていたテントウ虫。ふと気付けば、いつの間にやら下っています。不思議に思いながらも、引き返して再び登りだし……。最後はちゃんと飛び立ちます。 自主企画…

各エピソードは登場人物の一人語りです。 エピソード毎に語り手が異なります。ただし、エピソード名の「○○の××」の○○部が共通しているものは同一の語り手です。 時系列をごちゃごちゃ…

企画の為、少し書き起こしたものです。よろしければ、アドバイス頂けませんか？

本山らのPresents 第八回本物川小説大賞応募作です。 私には、片思いの相手がいる。ピアニストの、まだ年端もいかぬ少年。 けれど、この恋は絶対に実ることのない恋なのだ。

何でもない世界の、誰でもない人物。 世界の終わりの片隅で起きた、どうってことのないワンシーン。

幼い頃から「“外”に出てはいけない」と教えられてきた少年は、あることをきっかけに脱走を試みる。彼は監視や規則だらけの生活にうんざりしていた。だが彼は知らなかった。理不尽で無秩序な…

　小説は、自分に必要不可欠だ。 　それは、主人公(僕)の考えである。 　彼自身の存在と、彼の運命が、小説執筆をはじめた親友と、学校で得た知識が――すべてが”怪物”を生み出す。

他人のパーソナルスペースを視覚的に察知できる特殊能力を持つ主人公、幅野広司。 彼は電車に乗って通勤しているとき、突如異様な雰囲気を感じ取る。 それは、テレパシーを使う厳つい男から…

　この物語は、拙著「転生して気ままな人生を過ごしたい？　だが断るっ！」の外伝的な作品です。ですが、本編を読んでいなくても、たぶん楽しめます。 　「転生して気ままな人生を過ごしたい…