概要
彼女はワカツが見張る人跡未踏の土地から見たこともない『竜』が現れたと告げた。
竜の死体を目にしたワカツは砦からの撤退を持ちかけられるが、まさにその時、未踏の地から奇怪な竜が姿を現す。
オリューシアはその生物を『恐竜』と呼んだ。
※season7 繁忙が落ち着き次第投稿予定
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!人類vs恐竜!? 知性ある怪物との戦いが、めちゃくちゃ怖くて面白い!
辺境の砦を守る、国九番手の弓取りワカツ。
霧に閉ざされた人跡未踏の地から、見たこともない巨大な怪物が現れた!
異国からの使者オリューシアは、それを『恐竜』と呼ぶ。
魔法はありません。科学もそこまで発展していません。
弓や刀、攻城兵器などで、人類は恐竜に立ち向かいます。
『六人の赤ずきん』や『おじさんと海』もそうでしたけれど、
この作者様の作品は、知性ある怪物との知略を尽くした戦いが、
めちゃくちゃ怖くて面白いのです。
言葉の通じる敵もいますが、物言わぬ敵は別種の怖さがありますね!
現在73話ありますが、先週、ド平日の明け方なんぞに読み始めてしまい。
当然、読み終えられるわけもなく、その日…続きを読む - ★★★ Excellent!!!骨太の王道ファンタジー
永い間人類の侵入を拒んでいた壁が崩れ中から怪物達がワラワラ出てきて人類が大ピンチだがそれでも人類は団結しなかったというファンタジーものの王道と言ってよい展開ですが、出てくる怪物がわれわれにもなじみ深い恐竜というのは新鮮です。敵組織の設定もこの設定だと普通の人間とは到底相いれないよねと納得。
主人公も十分超人だが上には上が居て弓でティラノが倒せるかと言うと難しい、そういったバランスでその上恐竜そっちのけでいつもの政争や他国の足をひっぱろうとする連中が立ちふさがるが弓の腕が良いだけの主人公には対処が難しい。そういう訳で苦戦の連続で敵組織を一人を仕留めるまでだいぶかかったりもしますが主人公が少…続きを読む - ★★★ Excellent!!!チートなしタグに偽りなし。食うか食われるか、スリル満点の冒険活劇を見よ
巨大生物に生身の人間が立ち向かうバトルアクション――映像作品やゲームではおなじみですが、文章では表現しにくいこの題材を、見事に描き出したのがこの作品です。
この作品の一番の特徴は、人間という脆弱な存在に対し、容赦なく襲い掛かる『野生』、その恐ろしさが十分に表現されているところにあるでしょう。
主人公の弓兵ワカツ、そして成り行きで彼と行動を共にすることになった女騎士オリューシアは、ともに優れた技量を持つ戦士です。そんな彼らが、人を惑わす霧に覆われた未踏の地に迷い込むのが物語の導入部。彼らに襲い掛かるのが、多種多様な生態を持つ恐竜たちです。
国で十指に入るほどの弓の腕前を持つワカツで…続きを読む