勧善懲悪とホラーと俺TUEEEという別ジャンル全てを楽しめるかなりの鬼作です。
勧善懲悪というのがどちら向きかという話をすると少し異論はありそうですが。
例えばですが、宇宙人が攻め込んできて、人類が破滅に向かっている最中、宇宙人の母星を破壊すれば人類が勝てるとすれば、それを行う事は正義でしょうか?
それに至る道筋で、宇宙船を得る為に宇宙人を残虐に殺してしまうとしても。
今まさに人類は家畜に陥ろうとしている最中でも、いやそれは・・・となるでしょうか。
これはそういう話だと思います。
そして逆を考えるのも面白いですね。
自分達が生きる為に糧として求めた動物の中に怪物がいるんです。
それが家畜の中に隠れてて、一人、また一人と仲間が死んでいく様。
罠を仕掛けて誘き寄せるも失敗し、次々と仲間が、そして・・・
なんていう側面も見えます。
そして最後に主人公最強というまさになろう系の典型でストレスゼロ!
とても素敵な作品だと思います。