正に外道

人の心をへし折る、人を痛め付ける、人が最も嫌がることをする。
その要点を完全に熟知した加虐嗜好の鬼畜にチートスペックを与えた存在が主人公。そんな主人公が自分の欲を満たすために奮闘する様には時間を忘れて一気に読み進めてしまいました。

内容はどれもこれも只管に愉快痛快でした。何よりも“玩具”の使い方が上手で魅せ方も上手くて素敵でした。
特に地で人間を見下すクズゴミの皆さんが一丁前に被害者ぶって怨嗟を吐きながら死に絶える姿や同族を殺すして涙を流す様は、此方も貰い泣きをして暫く腹を抱えて悶絶してしまいました。

これからも勇者ちゃんには頑張って欲しいですね。