どハマりしました。
Webコミックからこちらにたどり着きました。
初めは大人の女性が出て来てビックリ!
大人向けなのかな?どんな話なのかな?と思いながら拝見しておりました。
絵も綺麗で丁寧に描かれていることにも惹かれて読んでました。
続きが気になり調べているうちにこちらへたどり着いて今に至ります。
ゲームものへの転生話で、展開が王道なのもそこがいい!!
個人的には王道過ぎないのが良いなあと思って読んでました。キャラの個性をちゃんと掘り下げて設定されてるところも良い!
何よりも食べ物が主軸のひとつにもなってて読んでて美味しい。
私もお菓子作りが好きなのでそんな所にも共感しつつ読み漁ってしまいました。
言葉の言い回しも、ありがちでないのもまたいい!すごく好み言い回しだったんです。
本を読むことがお好きな方が書かれているのかな?と思えてしまうくらい背景もしっかりしています。そして、きちんと感があるので安心して読めます。
キャラのことをちゃんと救ってくださってて拾い上げてくれるところも大好きですし、設定をなあなあにせずちゃんと大きなストーリーとして展開して下さるところも好みです!
続きが楽しみです。
マンガから流れてきました。
転生ものだけど、20年後を思い出すと言うのが斬新でした。恋愛モノで20年の歳月を描くものってあまり見たことがない。
好かれるためのつもりで思い人に嫌われる行為に全力でつっ走る、青春にありがちな勘違いと思い込みで大暴走するヒロインがかなり残念だけどもかわいくて、ヒロインの美貌を惜しみつつも厚化粧に手を貸してしまうメイドの気持ちがよくわかる。
その後は嫌われるべく、さらにピエロと化すヒロインの明後日な努力が微笑ましい。
お菓子作りが趣味の子が転生したけど、特にお菓子作りが趣味じゃない子が転生していたらどうなっていたんでしょうね?
そんなところも番外編で描かれたら面白いだろうな。
とりあえず5話まで読んで欲しい。可能なら10話。内容を紹介したいがネタバレを書きたくない。一文字一文字がそれくらい貴重で濃密。
素材だけは紹介できるのでしておくと、王道の転生系悪役令嬢ゲーム物であり学園物であり知識チート要素(中身は秘密)がある。ザマア要員も居る。多分目新しいものってそんなに無い。
しかしそれぞれが超絶妙な割合で配合されており、それを非常によく練っているのでいつものだなーという感じが全くしない。
素材を活かしきった料理ってめっちゃ美味しい、まさにそんな感じだ。
ああ、一つ言えるとすれば
男の愛情を掴むにはまず胃袋をつかめ、だ。
よく言われる格言だが、この作品にピッタリの言葉であろう。
今いいところ(56話あたり)なので、もう少し後で書こうとおもったけれど、我慢できなくて、書いてしまいました。
当方は男子なもので、女性のお化粧に対する感覚を理解できるとは到底言えません。古い少女小説(コ〇ルト文庫)で「すっぴんで出歩くのはすっぽんぽんも同じ」みたいな描写をみても「ふーん」とか、思うくらいでした。が、この『依存症』のあたりを読ませていただいた時のヒロインのうろたえようを見て
「心許ないって、依存って……おおう。そこまでか……」
と改めて思った次第。
作中、変装とかコスプレとか着ぐるみとか、物凄い比喩が飛び交っておりますが、ルパン三世が変装を解いたら落ち着かない心境になるなんて話はありません。ヒロインだって、ある意味意図的に計算づくで縦ロールを巻き、ケバイ化粧をしていたはず。なのに、いつのまにかそれなしには学校を歩けない状態になっているという。「変装」といたら別人超絶美少女なんだから、別に堂々としててもいいだろうに、そんな素顔よりも「縦ロール」が不可欠とか……もう、なんて言ったらいいかわかりません。
王子様と弟君ほか攻略男子に、同性として言いたい。忠告したい。
「どれほど魅力的に見えようが、彼女の心境を慮るならば、けっして注視(ガン見)してはならじ」と。
……でも、まあ。
心理描写みてる男性読者目線でさえも意外に思えるくらいだから。作中男子にはヒロインの感覚は絶対理解できないんだろうなあ。
こっそり覗き見るとか言語道断! 後でバレたらどうする気か。
「実はあの時からわかっていたんだ」とか、したり顔で言ったりする流れじゃないですか、これ?
ともあれ。
男とはかくも無思慮かつ無礼な生き物です。今後いろいろやらかすかもしれませんが、登場ヒロイン各位、ならびに女性読者諸姉、そして何より作者様には、格別のご寛恕をもって……ぶっちゃけ、広い心で許してやってください。<(_ _)>