嫌われたいの ~好色王の妃を全力で回避します~

作者 春野こもも

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★★★ Excellent!!!

とにかく主人公、彼女の魅力がとても大きい作品だと思います。
一生懸命で純情で、時々明後日の方向に突っ走る……見ていて何だか微笑ましい気持ちになりました。
そんな、『悪役令嬢』のイメージとは掛け離れた彼女から、誰しも目が離せなくなってしまうと感じます。
作中の男性キャラクターたちばかりでなく、読者も……きっと。
物語内のキャラたちだけでなく、読者にも恋をさせてしまうような彼女の物語、これからも期待しています。

★★★ Excellent!!!

とりあえず5話まで読んで欲しい。可能なら10話。内容を紹介したいがネタバレを書きたくない。一文字一文字がそれくらい貴重で濃密。

素材だけは紹介できるのでしておくと、王道の転生系悪役令嬢ゲーム物であり学園物であり知識チート要素(中身は秘密)がある。ザマア要員も居る。多分目新しいものってそんなに無い。

しかしそれぞれが超絶妙な割合で配合されており、それを非常によく練っているのでいつものだなーという感じが全くしない。
素材を活かしきった料理ってめっちゃ美味しい、まさにそんな感じだ。

ああ、一つ言えるとすれば


男の愛情を掴むにはまず胃袋をつかめ、だ。


よく言われる格言だが、この作品にピッタリの言葉であろう。

★★★ Excellent!!!

 今いいところ(56話あたり)なので、もう少し後で書こうとおもったけれど、我慢できなくて、書いてしまいました。

 当方は男子なもので、女性のお化粧に対する感覚を理解できるとは到底言えません。古い少女小説(コ〇ルト文庫)で「すっぴんで出歩くのはすっぽんぽんも同じ」みたいな描写をみても「ふーん」とか、思うくらいでした。が、この『依存症』のあたりを読ませていただいた時のヒロインのうろたえようを見て
「心許ないって、依存って……おおう。そこまでか……」
と改めて思った次第。

 作中、変装とかコスプレとか着ぐるみとか、物凄い比喩が飛び交っておりますが、ルパン三世が変装を解いたら落ち着かない心境になるなんて話はありません。ヒロインだって、ある意味意図的に計算づくで縦ロールを巻き、ケバイ化粧をしていたはず。なのに、いつのまにかそれなしには学校を歩けない状態になっているという。「変装」といたら別人超絶美少女なんだから、別に堂々としててもいいだろうに、そんな素顔よりも「縦ロール」が不可欠とか……もう、なんて言ったらいいかわかりません。

 王子様と弟君ほか攻略男子に、同性として言いたい。忠告したい。
「どれほど魅力的に見えようが、彼女の心境を慮るならば、けっして注視(ガン見)してはならじ」と。

 ……でも、まあ。

 心理描写みてる男性読者目線でさえも意外に思えるくらいだから。作中男子にはヒロインの感覚は絶対理解できないんだろうなあ。
 こっそり覗き見るとか言語道断! 後でバレたらどうする気か。
「実はあの時からわかっていたんだ」とか、したり顔で言ったりする流れじゃないですか、これ?

 ともあれ。
 男とはかくも無思慮かつ無礼な生き物です。今後いろいろやらかすかもしれませんが、登場ヒロイン各位、ならびに女性読者諸姉、そして何より作者様には、格別のご寛恕をもって……ぶっちゃけ、広い心… 続きを読む