「言いたいだけ」を含む小説

かつて世界を救った勇者ハルト。 あれから７年、彼の第２の人生は田舎にてダンジョン建造！？ １００歩で力尽きる超虚弱体質な妹を勇者にするべく、クエスト内容は事前にネタバレ、障害は先…

斎藤君はクラスの人気者だ。 イケメンで、文武両道で、いつもミステリアスな笑みを浮かべている大人っぽい男の子。 そんな斎藤君に思い切って告白したら、なんとOKをもらっちゃった。 …

　私がまだ幼い頃に祖母は亡くなりました。 　祖母の記憶はほとんどありません。幼かったからでしょうが、不思議と印象に残っていないのです。 　思い出そうとしても、浮かび上がるのは、ぼ…

なぜこうなるのかはわからない。 だが気が付けばこうなっていた。 そうとしか言いようがないのだ。

　ゲーム大好き漫画大好きな女子大生の高坂 瑞希。 　ある日突然、瑞希を『救世の聖なる乙女』と呼ぶ不思議な声に呼び掛けられ、異世界に召喚されそうになる。 　しかしその時、瑞希の同級…

コンテスト用作品。 「出版させてください！」ってそっちから来い！ と、カッコよく言いたいところだが 一生ムリそうなので おとなしく応募します。

『寝ている時間がもったいない』 どこの誰が言い始めたのだろう？ 西暦２１００年、生化学の世界的権威、ウィリアム＝スリープ博士は『睡眠１日３時間論』を提唱した。彼の開発した超酸…

　私は小説を書いた。 　この小説は完全かつ完璧であり一抹の瑕疵すらない宝石であったが、宝石とは世に出て愛でられてこそ価値があるのであり、当然私の小説も世間一般に広く読まれなければ…

『夜霧』の二つ名を持つ冒険者、メル。彼は、家事担当を含めて十人しかいない少数精鋭クラン『紺色の霧』のクランマスター。ただ、メルはベッドとハンモックが好きで、気が向いた時にしか働か…

楓斗とゆらは以前から同じ夢を持っていた。 『子供に"日本語じゃない"言葉を覚えさせてみたい。』 ____子供はおもちゃなんかじゃない。 ____真剣に研究をさせてくれないか。 2…

　私こと魔王ブラックレイヴンの幼なじみである、平和主義で経済大国のゴールド王国の第一王女であるマリーは、ファンタジー世界が無秩序で理不尽なことばかりまかり通っているのは司法機関が…

夢のような　本当にそんなことがあったのか 今では記憶も曖昧になってしまった　そんな思い出が誰にもひとつはある。 僕がある日出会った少女は「家を交換しよう」と言い出した。

目が覚めたらあたり一面砂漠でした。頼りになるのは自分の身とバーコードハゲのおっさんだけ。女子中学生とおっさんが頑張る話。 二人称形式。救いが全く無いとも言い切れないアンハッピーエ…

標野　紫陽花は、親の喧嘩に嫌気が差した。 家出するために選んだ家は、町外れにある大きな館。 そこに住んでいる奈津　椿の『とある秘密』を奇貨として住み込もうと決意したのだが、何故か…

魔王の娘として生まれ、次期魔王候補としてその能力において右に出る者無しと言わしめる程の逸材なのだが、如何せん当の本人にはその気は無く過ごしていたのだが、ふとした事が切っ掛けで魔王…

海の彼方に存在する魔界を統べる『魔王』が創り出した『魔物』が跋扈し始め、人間が住む世界を脅かしていた。 風車が止まない村カンデレラで産まれた少年、カイン・ベルターは、予言書『ハル…

2028年日本。超格安スマフォ『Plum phone』が大流行し、脆弱性だらけの『Plum OS』につけこんだサイバー犯罪の急増が社会問題となっていた。2018年まで主流だった安…

文芸部で恋の話をテーマにした短編を書くことになったけど、一人もまともに書くことができない。 そんな中なぜか一人が壁ドンをやろうとバカなことを言い始める。 バカバカしい話なので、…

この小説は所属する文芸部の部誌用に書いたものです。普段は４つのテーマから一つ選んで書くのですが今回は「蚊」「風鈴」「幽霊」「七夕」というテーマだったので全て使いました。 内容です…

隣国の第三皇子、朔耀(10歳!）に輿入れした公主・翡翠。この結婚の裏事情を知った翡翠は逃亡計画をたてるが、朔耀にばれ、奇妙な廟に引き留められる。さらに、何者かが二人を閉じこめ、火…