概要
「我が異世界警察においては、捕食目的の殺人なら、一切罪に問いません!」
私こと魔王ブラックレイヴンの幼なじみである、平和主義で経済大国のゴールド王国の第一王女であるマリーは、ファンタジー世界が無秩序で理不尽なことばかりまかり通っているのは司法機関が存在していないからだと言い出し、何と『ファンタジー警察』なるものを設立して、自分自身が初代警視総監に収ったのであった。
そんな時、さっそくドラゴンが何の罪も無い人間の家族を四人も喰い殺すという大事件が発生したのだが、なぜかマリーはドラゴン討伐に向かった勇者とその仲間のほうを逮捕してしまったのだ。
驚く私に向かって彼女は言う、「強者が弱者を食べるのは、食物連鎖的に見ても正しいではありませんか? ──そう。我がファンタジー警察においては、あくまでも捕食目的であるならば、いかなる殺人行為も罪には問われないのです」と
そんな時、さっそくドラゴンが何の罪も無い人間の家族を四人も喰い殺すという大事件が発生したのだが、なぜかマリーはドラゴン討伐に向かった勇者とその仲間のほうを逮捕してしまったのだ。
驚く私に向かって彼女は言う、「強者が弱者を食べるのは、食物連鎖的に見ても正しいではありませんか? ──そう。我がファンタジー警察においては、あくまでも捕食目的であるならば、いかなる殺人行為も罪には問われないのです」と
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