「ＳＦ純文学」を含む小説

詩のような文章の小説。文体の美しさ、それを意識しました。春夏秋冬……彼は不思議な世界へ迷い込んでしまいました。そしてもう一度【君に会いに行く】んです。

ある科学者がタイムリープマシンを作るお話です。 短編。

孤独を抱えた少年が、やさしさを筆に乗せてはこぶ、物語。 ※静かな物語ですが、ひとは死にます。

　高校生の泉浩介は文芸部の部室で一冊の古いノートを見つける。そのノートは過去と未来を行き来する不思議な力を持っていた……。

＜登場人物＞ ｰ スコール・パッカー ｰ キティ・シンガー ｰ ジウ・リー ｰ エドガー・アームストロング

ブラック労働改善策として施行された世紀の奇法「雑談法」。 世の中の価値基準を一変させたその功罪とは何か？ ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。…

――期間限定の彼女が理想通りの女だったら、やっぱりがっかりするわけよ。 クリスマスと、コインロッカーと、おまけのラブストーリー。 人外アンソロ企画『STRANGER』様に寄稿させ…

六肢動物綱　龍目　有翼龍科。通称、「ドラゴン」。 主人公はその動物化石の発掘調査へ参加しに行った―― 幻想動物×空想科学をやってみたかった作品。 ついでに現代社会のとある問題…

どこまでも醜い僕。その僕を囲むどこまでも救いようが無い世界がテーマです。とっても書きやすかったです。アイデアがそこら中にゴロゴロあるので。一番手っ取り早いのが、鏡の前に立つ事です。

ジロロモーニが美味しいから、ジロロモーニはいなくなってしまうのです。

いつもと違う今年の夏は、災害の夏だった。 ヘイセイ最期の夏は外の世界にも、私にも災害をもたらしたのだった。

好きな女の子が死んだ。 虚ろな意識で、彼女の携帯電話に通信を飛ばす。 「はい、もしもし」 もう二度と聞くことのないはずの声が、その向こうから聞こえた。

すべての登場人物が眠ったまま、夢を見ている中で織り成される不思議な物語。亜空間物質転送装置によって、夢の中のものが現実に現れたり、現実のものが夢の中に現れたり、色々な現象が起こり…

何の前触れもなく、突如として人々に襲い掛かる「予測不能な事態」。この短編集は、そんなミステリアスな状況に陥った人たちが、流星になることで隠された真実を暴いていく話。一話完結型。

夏、2人が出会った。 秋、2人は1人と1人になり、1人には無くしたはずの幸せが。 春、1人の過去、手を伸ばすことすらできずに見送った、幸せ。 そして冬、2人はまた、出会う。

あらゆる物がすっかり自動化された近未来全自動社会。 そこでついに、全人類待望の「手動ドア」が発明されたのだが……。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載して…

　国民の自殺率が極端に上昇した現代。家族は社会としての最小単位であることを独力で保つことができず、国家が個人を家族として配転するようになった。 　これはそんな歪な世界におけるある…

SFのショートショート。題名はきっと読めないと思うので、｢いちじくせんしゅう｣ですね。 これは人類の始まりと終わりの話。