人間の生存本能という厄介なセキュリティがなければ簡単に到達してしまえる領域なのかもしれません。生き続ける地獄からの唯一の救済が死でしかないのですから。レビューになっていないかも。駄文、失礼しました。
自殺をするのが当たり前な生活というのに衝撃を受けました。誰もが平然と自殺をしてはその分を補充されていく。 その補充をされる人間は一体どこから手配されるのか、どうしてこんな社会になってしまったのかが不思議です。
この小説のもつ世界観に一気にひきこまれました。「こんなの、当たり前でしょ?」登場人物のそんな声が聞こえてきそうな作品。