「都市伝説 怪談」を含む小説

貴方に生きている意味はありますか。 貴方の存在に価値はありますか。 死にたいと叫ぶ聲は、あまりにも無意味で――。

引っ越した町の不動産屋さんで、わたしが言われた注意事項。 「ゴミ出しの時間だけは絶対に守るようにしてくださいね」 守らなければいけなかったのは、本当にそれだけだったのに。

事実よりも嘘の方が拡散されていく。噂や怪異の向こう側。怪談作家は今日も真実に迫る

高二の初夏、風間玲汰はある少女と出会う。 彼女はかつて”異世界エレベーター”で行方不明になった姉に瓜二つで、名は狭間幽香と言った。 それから彼女は「今夜、NNN臨時放送が流れる」…

どこの学校でも似たような怪談話がある。最近よく聞くその噂も同じ類いの物だと思っていた。どこかの高校の女子生徒が自殺しただとか、鏡の前で呪文を三回唱えるだとかよく聞く話。くだらない…

その男は死のうと思った。 死に場所と定めた山で男は不思議な老人に会い、山を下山するが如く時を遡っていた。 時は戦国時代と後に呼ばれた乱世。 華やかなりし武士達の徒花咲き誇る絢爛た…

後輩が「牛の首」を見つけたらしい ※以前別の賞に応募していた短編を加筆修正したものです

ホラー短編集。 眠れない日に、夜ふかしのお供にどうぞ。 書いてる本人が一番怖がっているので、地名や人名には不明瞭な表現を用いています。特定や調査は自己責任ですが、おすすめはしま…

ある日、自分の子供が行方不明になった。 母親の美樹は我が子を探し続けたが、手掛かりもなく一向に見つかる気配がない。 消沈していた美樹は『標（しるべ）さん』という都市伝説を息子の…

現代民俗学研究部なる部活の見学にきていた高校１年の鞍馬蕗彦（あんばふきひこ）は、ひょんなことから部員の三人とこの世ならざる存在の『５人目』を呼び出してしまう。 それをきっかけに『…

「僕にしか見えない、変なイキモノ。普通の生き物よりずっとヘンテコで、見てると中々面白い」 　怪談は短くシンプルに。 「見える」少年、真実（まさみ）君が、見聞きした怪異をノート…

「僕にしか見えない、変なイキモノ。普通の生き物よりずっとヘンテコで、見てると中々面白い」 　怪談は短くシンプルに。 「見える」少年の真実（まさみ）君が、見聞きした怪異をノート…

タバコと酒と苺クレープが大好きな"鳴神 花一(なるがみ はないち)"はカクテル一つ作れないバーテンダー。でも彼のもう一つの顔は「あやかし専門の喧嘩屋」。 そんな男をたずねて来たの…

十億の借金を返済するため眼球を売った主人公、架城日華。 そしてパチモン巫女、砥上藍奈。 二人の運命が交わった先、違う結末に至ったIF世界線です。 ※この小説には犯罪行為や残…

「僕にしか見えない、変なイキモノ。普通の生き物よりずっとヘンテコで、見てると中々面白い」 　怪談は短くシンプルに。 「見える」少年、真実（まさみ）君が、見聞きした怪異をノート…

「津江中の七不思議」 それは夜の校舎に現れるという七つの怪異を見ると願いが叶うという都市伝説。 五人の少年少女はそれを確かめるべく、夜の校舎に侵入する。 彼らの中に殺人衝動を…

高校1年生の夏、最愛の姉の透子が消えた。家出や失踪ではない。文字通り‘消えた’のだ。 透子は一体どこへ消えたのか。綾はいつか友達から聞いた都市伝説を思い出していた…

様々な都市伝説や、ネットでまことしやかに囁かれる怖い話をモチーフに作成していく詩集です。 一話完結の物語のように読めてぞくりとするものを目指しています。 もとにした都市伝説や…

　かつて、祖父の田舎で八尺様と呼ばれる祟り神に遭遇した経験を持つ高校生、浅井雅紀（あさいまさき）。 　地元高校の美術部に入り、平和な生活を送っていた彼の前に、再び八尺様が現れる。…

　久しぶりに帰省した僕は姉に頼まれ、飼い犬のマロンの散歩のであける。幼い日にすごした町並みはすっかりかわり、唯一近所の児童公園だけがそのまま残っていた。 　その児童公園から不思議…