「揺れる」を含む小説

カクヨムで知り合った、ブリュヴェール(せんちゃ)さんと、ヒロサカリュウイチ(ヒロちゃん)との、交友録。 話した内容と、遊んだ感想。 僕のような底辺作家の周りは才能の塊に心は揺れる。

＝あらすじ＝ 　田村祐之進は十三歳。とある小藩の家老の息子だ。江戸詰めの父と共に父の小姓見習いとして仕えていたが、体を壊し渋々と田舎へ下女の浜路と下男の文吾を伴い療養にやって来…

　名門貴族の庶子である主人公アレン・イングレイは、裏の世界では名うての暗殺者。 　そんな彼は、とある貴族令嬢の護衛の任務に就き、魔法学校の教師としての生活を始めるのだが、それは波…

未来世界、冷凍催眠から目が覚めたら少女になっていた。脳以外は機械のヒューマノイドだった。ところが胸がEカップはある。交換用大容量XL型Eカップポリマーバッテリーは柔らかくてばるん…

羊(よう)には美月(みづき)という好きな女の子が居た。 しかし、告白された経験が０の羊に対し、美月は入学以来告白されない日が無いというほどのおモテっぷり。 高嶺の花過ぎて告白なん…

夫、依人は自分の気持ちを隠している。 妻、奈摘は夫の愛を求めている自分が許せない。 お互いに別の人を心に想いながら結婚した二人は、三年目の結婚記念日を迎える。 １１２２の大人向…

時は平安、左大臣家の大君であり、いずれは中宮へと期待され育てられている姫君は、几帳の奥深くに住まい、女房や乳母はおろか家族にさえ姿を見せようとせず、女童の夏木のみを傍近くに置いて…

揺れる紫煙を見て、心の奥にしまっていた記憶が蘇る。 青年は自覚する。 自分は異常なのだ、と。 ＊注意事項＊ 男性同士の性的なシーンがあります。 苦手な人はご遠慮ください。 ク…

水を利用し理論上無限に情報を保存及び操作する樹の完成セレモニーの日に事故が起きた。情報操作領域内に正体不明の情報が無限に溢れ出したのだ。加々見雪兎は事故対応に向かう最中に海外に居…

ガタンゴトン、 揺れる車窓の向こうには、七色の降る城がある。 少女と獣は『学園』を目指した。 なぜならそこには、殺したいほど憎い相手がいるはずだから。 ※少女と獣による緩やか復…

「ごめんな、今まで助けてやれなくて。お前はいつだって俺たちの手を待っていたのに」 　彼は、そう言って親友の手を強く握った。 　 暁に燃える街に、黄昏が舞い降りる。 「強さ」に翻弄…

電シャ 逃げる、私は逃げていた 鼻からは 私が先ほど、ぶつけた時に、血管でも切れたのだろう 呼吸の邪魔になるような 鼻血が、漏れだし 口に入り ぽたぽたと 顎から落ちるのを感…

刑事の大葉　直樹はとある連続強姦魔を追っていた。 証拠や姿を一切見せない犯人。 やっとつかんだ証拠は彼の将来を大きく左右するものだった。 証拠を明かすのか、明かさないのか。 揺れ…

青の森の魔女・ネリは、母が連行されて以来ひとりで生きてきた。 ある日、政略結婚から逃れたいと依頼人の令嬢が訪ねてくる。 その結婚相手こそ宿敵・エルヴィンだった。 ここ数年、魔女…

丁寧に編まれた髪と、茜色の長い裾が揺れる。紅葉散る秋の休日。幼馴染みから関係を変えた二人は、初々しくも穏やかに、大きさの違う手を重ねた。 「ミチは、東京の大学受けるんやろ」 …

　ある日自分が地元の名家ノートン家の隠し子だと発覚して、立派なお屋敷に迎えられたフィリア。 　けれど待っていたのは、粗末な屋根裏部屋と性悪な継母と異母妹にこき使われるタダ働きライ…

注）追放シーンは中盤以降です。 辺境で暮らしていたカレンは、祖母の死をきっかけにお城で働く決心を。出迎えた騎士の間違えにより下働きではなく侍女となる。 田舎育ちの彼女のことを、馬…