「咲いたので。」を含む小説

世界は色を失っていく。 本物の春が来るまでは。 十二年に一度の本物の春を祝う、色流しの祝祭。 その主役に選ばれたのは、わたしじゃなかった。 親友のイェリンと、双子の相方、アーヴィ…

2020/11/13に、「先題噺」会を開催しました。 この会の趣旨は、「読んだことのない本のタイトルからその物語を想像してみる」というものです。以前行った3つの言葉から物語を想像…

R18過多で運営様より散華させられた訳あり小説が返り咲く！ 元データ：フォロー49、PV1,929、★42、レビュー15、♡253、コメント20 　舞台は、地上人類が大戦…

鷹尾優と佐藤柚子は会社の同僚で、交際三年目に入ろうとしていた。 その矢先、優と共に階段から落ちてしまった柚子は、意識不明の重体に。 「もう十月なのに、桜が咲いてるの。私、夢でも見…

どこかの時代、どこかの国、どこかの集落。 一度滅びた文明の跡地で、ユグドラシルの庇護のもと、人々が慎ましく暮らす世界がある。 この世界では文明時代の生き残りである旧人類である人…

結婚式場で料理の試食会イベントの準備をする話。 『コトノハナ』https://kakuyomu.jp/works/1177354054930701053 こちらの話の番外編短…

読みきり集。

　幼馴染と一緒に歩く、高校からの帰り道。近くに咲いている黄緑色の小さな花に関して、二人で話し始めたのだが……。そこには、思いもよらぬ落とし穴があった。 （この作品は「小説家にな…

友達ができないことをきっかけにSNSの世界に生きていた高校時代。 あの時SNSで出会った忘れられない女の子。 あれからしばらくたってあの子とは連絡を取らなくなった。 大学生になっ…

新しいパパがプレゼントしてくれたのは、ドールハウスでした。

「ペチュニアの陽だまり」を書いてみて、思ったこと、伝えたかったこと、ちょっとしたウラ話などなどの雑記です。思ったより長い文章になってしまいました。たぶん。 他にも気になることあれ…

菊那の住む街には不思議なお屋敷があった。そのお屋敷は大きな塀で囲まれており、中の様子はわからない。けれど、稀にドアが開いており、そこから中を覗くと驚く事に四季折々の花が咲いている…

ふと気付いた時には、娘とふたり、 季節外れの彼岸花が咲き誇る河原にいた「私」は、 どうやらお散歩に出たところ、 普段来ないようなところに来てしまったようなのだが……

親友の胸に花が咲き、彼女は眠り続けている。 彼女を生かすため、私はある決断を迫られることとなった。

　人と話せない。気持ちを伝えられない。 　小学生の時に場面緘黙症を発症した私。家族の前では喋ることができるのに、外では声が出ないどころか、身体もうまく動かせなくなってしまった。…

奇っ怪な噂話は大抵、しょうもない種が大仰に咲いているに過ぎない。 そんな話です。(小説家になろうの方でもアップロードしております)

　主人公の、戸部和則（とべかずのり）は、妻となった美香（みか）と結婚式を終え、これから披露宴に望もうとしていた。 　そこで出会ったのは、学生時代サークルの後輩だった、北澤恵梨香（…