「飛鳥時代」を含む小説

この世界には、「産土様」と呼ばれる者たちがいる。彼らは土地が具現化した存在であり、時には「土地の化身」とも呼ばれる土地神と人間の仲介人だ。彼らは人と共に長い歴史を生きてきた。…

聖徳太子は2021年に1400年御遠忌を迎えました。 私の世代では聖徳太子と言えば山岸凉子先生の「日出ずる処の天子」を抜きには語れないイメージがありますが、近年では厩戸王と教科書…

　主人公・渕山　隆は東海地方の公立大学三年生男子にしてフリーランスのボディビルトレーナー。 　自他ともに認める拝金主義者にして拝筋主義者の彼は、暗闇を怖がる臆病者でもあった。 …

　東果てにある島国、常若の国。その国の女王（ひめみこ）として生まれた丹生（にう）は、大君をお支えする臣下になることを定められていた。 　やがて成長した丹生は、大君の後継ぎである円…

白鳳12年3月（西暦672年4月）。 大王の命を受け、その身にアマテラスの神霊を宿らせて、神器『八咫鏡』を奉る地を探す旅を続ける少女、大来女王（おおくのひめみこ）。 女王は屋代を…

時は飛鳥時代。泊瀬部大王が弑逆され、京は混乱していた。権力者蘇我馬子大臣は「次の大王には大后である額田部皇女、太子にはその息子を」という意向だったが、幼い頃から英邁と名の知れた厩…

天平十五年〈七四三年〉、五月。 その時、女は数えで二十六であった。 日本史唯一の女性皇太子、阿倍内親王（のちの孝謙・称徳天皇）の、艶やかな一夜の話。

物部守屋から見た仏教に対する葛藤と、蘇我馬子との絆を描く短編。

遣隋使としてやってきた、妹子さんと福利くんの珍道中。　＊『この地のものより』と同じ時代設定ですが、コメディ（？）仕立てになっています

推古帝が元興寺本尊の造仏を誓願された。そして仏師鞍作止利と弟福利の物語。

ある秋の日。 何処にでもいる平凡で歴史好きな高校生"鳥辺　学"の目の前に人の言葉を話す白猫が現れた。 その猫が言うには、歴史がある神によって改変されようとしている。 彼が向…

【まえがき的なやつ】 『『田原総一朗』の二次創作小説』への参加作品です。 コーヒーを飲んでたらこんなん思いつきました。 約1000文字ですので気楽に読んでください 男児の逸話には…

恋をするあなたへ。 恋をした人たちより。

592年、豊浦宮に即位した女帝の話。

【第4回徳島新聞　 阿波しらさぎ文学賞　落選作】飛鳥時代、徳島の山奥で朱の原料となる辰砂を掘って暮らす少年が、集落の外からやってきた伎楽団に出会う話。

モボ…モダンボーイのことですね、明治や大正時代の話かな？ 答えはノーです。 飛鳥時代です。

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志貴皇子が正室を娶る事になった。その御方は、現王朝の礎である大海人天皇の内親王であった。父の出世の為に志貴皇子の囲い者になっていた橡姫は…。 全四話。 【大法螺葦原国史】 『…

　これは、フィクションです！正確な史実に基づくものではございません！ 　今、人の困っているを分からぬ人々よ。今こそ、気品高い日本、大和の国のDNA、めざめよ！大和魂！バカバカボン…

現代を生きる智と、飛鳥を生きた大郎。 人ならぬ力を持つ二人が、飛鳥の地で出会う。 智は四神の真実を知るために、明日香村にやって来た。 大郎は飛鳥の地に住み、四神を知る人物。 青龍…