「銀座」を含む小説

『私』は駆け出しの執筆者であり、近代文学好き。 様々な縁があり、東京・銀座へと訪れ、魅力的な一夜を過ごすことに……。

同じようなくっだらないエッセイを、性懲りもなく↓で書いています。 https://kakuyomu.jp/works/16817330647623304608 *** あとが…

毎年お盆に呼ばれる母の生家は、広い庭と 鯉のいる大きな池、そして黒い仏壇が一つ 置かれた小さな『離れ』がありました。 宵闇の中に幾つもの盆灯籠が灯る。 彼岸に渡った者達が決して迷…

　東京の銀座。一頭地に住む高校生　雨宮　雪斗。そして、その相棒の陸と名乗る青年。二人は探偵業を営んでいる。しかし…その裏の顔は人の脳が司る部分。 　記憶、人格、精神、神経、等々、…

貝塚弘は高校の同級生だった木村綾乃と偶然再会する。 それはとある銀座の高級クラブでのことだった。 「いらっしゃいませ。初めまして麗香と申します」 その時、貝塚は麗香が綾乃だとは気…

羽純(はずみ)は中性的な顔の女子高校生であることを利用し男子高校生のマネをしている。 彼氏なのか理解者なのかよく分からない関係の男子高校生・芸屏(はにいじゃ)に「同性とのバトルで…

ここではないどこかの世界で暮らしていた『ボク』は、ある日の朝、ほぼすべての生き物が消失し崩壊してしまった日本に、家ごと放りだされる。 はじめは両親の不在や知らない世界に混乱するボ…

日本は海に沈み、銀座ではカッパが一匹住んでいるだけになった。 ある日、カッパ君の元へ秋葉原に住む人魚の国から建国の招待状が届いたのだが……。 人魚は肉食で獰猛で、あまり信用がお…

SNS投稿が友人の結婚報告で埋まりだした今日この頃、わたくし宮内絢菜（27）は焦っていた。 そしてその焦りは、その辺の27歳とはわけが違う。 なぜなら… 私の恋愛経験は「０…

往復6時間かけて、14駅やら11駅やらバスやらなんやらかんや。欲しい本のためにその本の代金分の交通費をかけてお取り寄せしてくれた本屋へ。 そして。太宰治、坂口安吾、織田作之助が通…

「狭山じしんも被害者だと思っているのかもしれません」 「被害者？まさか狭山が・・・」 「父親が不始末を起して自殺した。じぶんの才能を伸ばして豊かな人生が待っていると思っていたのが…

――その国の王となるには、次期王候補者と精霊使いは、四つの属性の大精霊と大竜神の祝福を受けなければならない。 『ニュースです。昨夜、銀座のビルのテナントの一室で起きた爆発事故…

橘 花蓮と花音。二人は瓜二つの双子だが、花蓮は警視庁勤務、花音は銀座No. 1ホステルである。そんな二人がひょんな事から１日だけ入れ替わることに。そこでそれぞれが出会った花蓮の同…

昭和初期。 雨に降られてたまたま入った銀座の「カフェー･シャトン」では、幼い少女が「鉱石（いし）の辻占（つじうら）」を売っていた。女給のうた子にせがまれて、辻占を買った佑（たすく…

昔観た、素晴らしい舞台演劇「不知火検校（しらぬいけんぎょう）」についてのエッセイです。 ハイリスクハイリターンだけど、良い舞台に当たった時の感動は最高ですよ。 ※R15な内容で…

田園調布に住む富豪のお嬢さん(酒井真理)が、父の会社が倒産して屋敷を追い出された。河川敷で暮らす浮浪者に落ちぶれた。親友の園子の力を借り、ホステスに転身やがて銀座NO1に上り詰め…

人気作家は恋人と銀座へ。 感動と感激の銀座へ。

大正某年、帝都。 平安の世から続く陰陽師の家に生まれた鬼堂院馨子は、子爵令嬢として女学校に通い、楽しい日々を送っていた。 馨子の傍にはいつも、七つの時に出会った緋月が、世話役と…

SNS上でネトウヨ扱いされてるその男の正体は、銀座の一流寿司屋に勤める寿司職人だった。 だが、彼は公安から北朝鮮の手先に仕立て上げれられてしまう。 一体全体、何故、そんな事になっ…

如月亞里亞は今日も銀座線に乗る。魔物が跋扈する東京を救うために。そして、給料を稼ぐために。