「現代時」を含む小説

※2022年1月の作品です。

とある町のホステス、光江の趣味はランニング。 ホステスらしからぬ豪奢さのない彼女の目的。それは父親の贖罪。 だが贖罪と言う名の正義に支配されていた彼女は少しずつ変わって行く……。

他人に対して計算し本音を見せず、当たり障りのない人物を演じ、特に夢も希望もないまま生きていた 女子大学生小川夕日（おがわゆうひ）はとあることがきっかけで前世の記憶を思い出し、大切…

春を迎え、脚本家を目指す僕「滝宏也」は、父の友人が管理するアパートの一室へ引っ越すことになる。 そこで一人暮らしを始めるのだが、引っ越して早々、ちょっとした痴話喧嘩に巻き込まれ、…

『ベーカリーすみだがわのケーキ五種は、午前中に配達される』 https://kakuyomu.jp/works/16816452219910252546 の、後日談です。

田舎町へ旅行した三十七歳の女性は子どもからいきなりこう言われる。 「あれっ？古川のおばあちゃん？」 彼女がそんな不思議な町でつかんだものは。

室町時代後期に成立したとされる異類物「桜梅草子（さくらうめのさうし・あうばいさうし）」の現代語訳を試みます。テクストは『室町時代物語大成』５所収の「桜梅草子」（横山重／松本隆信編…

『駅から地元のバスターミナルまで、その間約三十分ほど』 その三十分間の中で揺れる車内。物理的な揺れ、精神的な揺れ、空気の揺れ、そして「私」の心情的な揺れ。 三十分間で揺れ動く様々…

片田舎、と言うかド田舎に置かれた自販機の独白。

数秒記憶を消す。精神状態を読む。なぜ井上はそんな彼らの事情を読むのか。

財布を拾った主人公の頭の中に天使と悪魔が出てくる。 さらにその天使と悪魔の中にも天使と悪魔がいて……。 頭の中のせめぎあいはごちゃごちゃになっちゃう！！ ↓前回の投稿↓ 『悪…

高校の卒業式を終え、電車で友人と別れた“私”は、向かいの席から入る夕陽の眩しさに目がくらんだ。直後、窓の向こうにいたのはもう１人の「私」。その上、高校にこれから入学することが決ま…

妖怪なお話、短編です。 以下ネタバレ含む ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■…

スマートフォンを貰った僕は、そこに日記を付け始めます。それは物語のようになってしまって 偶像をそこに作り上げてしまった僕は、耽溺します。ある日の事。なぜかその日記の偶像が 僕の日…

ああどうも、私セールスマンです。 そちらの社にもいかがですか、我が社開発の「ネドゲンタ」は。 これであっという間に業績アップ確実ですよ。

アリを操作できるアプリを手に入れた主人公は、 その力を好き放題に使いまくって暴れまわっていた。 でも、国の特別な機関についに嗅ぎつけられて……！？ ↓前回の投稿↓ 『結婚保…

ある日、時を戻せる腕時計を拾った主人公ゆい。自分の都合のいいように時を戻すことを繰り返していた。そんな時に転校生に出会うことで、気持ちに変化が訪れる。その結果、腕時計は……？

仕事を首になり社会に捨てられた主人公は、 あるとき街灯の下に捨てられたグラフを見つける。 家につれて帰ってから始まるグラフとの共同生活の日記。 ↓前回の投稿↓ 『え！？　こ…

余命1年、それが私に残された時間だった。 この1年、私は悔いのいよう過ごそうと思っていた。

気の弱いいじめられっ子の御代田乃々を助けてくれたのは同級生の赤崎梨花だった。二人は幼稚園、小学校、中学校と共に過ごす。その中で梨花は、乃々に友情以上の好意を寄せて始める。