「王子妃 王子」を含む小説

10年の間、王子妃教育を受けてきた公爵令嬢シャーロットは、政治的な背景から王子妃候補をクビになってしまう。多額の慰謝料を貰ったものの、婚約者を見つけることは絶望的な状況であり、シ…

侯爵家の娘でありながら、剣の腕を見込まれて王女の護衛騎士になって十年。王女が外国に嫁ぎ、そろそろ独り身で生きることを考え始めたジュディットは、酔った年下の第三王子ルシアンに冗談で…

ウィリバルトは公爵家嫡男で、王太子の『側近候補』として幼い頃から王子の遊び相手を務めていた。 彼は八歳の頃に王太子の婚約者となった少女と出会う。 彼女は王宮に王妃教育の為に訪れ、…

「レニー・フローレスとの婚約をここに破棄する！」 登場するや否や、拡声魔道具を使用して第三王子のフランシス・コロネルが婚約破棄の意思を声明した。 レニー・フローレスは『カナリ…

双子の兄であるルカは両親から溺愛されているのに、妹のピアは憎悪されている。かわいい兄の代わりとなって魔獣討伐に出ていたピアは、悪意を向けられ、孤立し、母親からの暴力にも耐えていた…

ティアナは女王主催の茶会で、婚約者である王子クリストファーから婚約解消を告げられる。そして、彼の隣には聖女であるローズの姿が。 聖女として国民に、そしてクリストファーから愛される…

侯爵令嬢リカエラ・ランデールには日本人として生きた記憶がある。 それも地方都市で公務員として働いた記憶だった。 巻込まれ事故で亡くなる直前に読み終えたばかりの小説『金色の…

最期を迎えようとしている国の王子妃であるウィンリィの、最期の覚悟は———

　 「わたしも好きだけど……いいよ、姉さんに譲ってあげる」 　双子の妹のステラリアはそう言った。 　幼なじみのリオネル、わたしはずっと好きだった。 妹もそうだと思ってたから、…

カロリーナは『皇太子妃』になると定められた少女であった。 そのため、日夜、辛く悲しい過酷な教育を施され、ついには『完璧な姫君』と謳われるまでになった。 ところが、ある日、婚約者で…

王子妃選びからお嬢様を守るべく働いた侍女のキアは、やり過ぎて解雇されてしまう。 そんな彼女に王子が命じたのは、ちょっと意外なお仕事だった。

辺境の古城で王子妃候補を選ぶ審査が行われている中、出自を隠して侯爵家の侍女を務める私は騎士の部屋で目覚め、期間限定で抱き枕の任を負う。流されるままに騎士と過ごす日常の中、主人であ…

KAC2021 4回目お題「ホラー」or「ミステリー」作品！拙作、管理者のお仕事　～箱庭の中の宝石たち～　４章から登場のヤンデレ（ヤンでる）王子妃テレーズ！ アルセーヌ編三章か…

『王太子妃募集　条件：王太子の球を受けられる貴族女性』 　そんな通達が男爵令嬢コニーのところにやってきた。 　コニーの家は、とても王太子妃を輩出できる家柄ではない。 　けれど、マ…

第二王子妃リリーティアと私は、公にできない秘めた恋人同士だった。 そんな彼女が姦通罪！？は？相手は騎士団長の息子！？え？魔術師団長の息子も！？はぁ！？宰相の息子とも！？ どーいう…

筆頭魔術師の一族であるウェリス侯爵家の次女、ジゼル＝ウェリスは、王家主催のお茶会と称した、この国の王子のジルフォード＝ヴィア＝フランデルのお妃様候補探しにお呼ばれしてしまう。「王…

二番目の婚約者候補。 あれ？ 私は王子妃になるつもりなんてないんだけど！！？

血筋、容姿、教養、礼儀礼節。全てが完璧で天使の様に愛らしいと評判の、ノースルーク公爵家の長女ヴァイオレット。 彼女は寄宿学校でのパーティーの最中、貴族の子弟を扇動し男爵令嬢に嫌が…

元準男爵令嬢のビヴァリーは、落ちぶれた暮らしを強いられながらも、乗馬の腕前を生かして競馬で大金を稼いでいた。ところが、ある日突然、誘拐まがいに連れ去られ、引き籠りの王子妃の乗馬の…