「父と母と母」を含む小説

　今から1万3千年ほど昔の日本。南の海から船でやって来た民たちが種子島に住み着いた。やがて民の数が増えすぎ、食べるものに困るようになり、若いリーダーが次の土地を目指し、北上するこ…

ユメは六歳の子。 もうすぐ七歳なの。 ママの顔を治そうと決めた。 パパ？ パパはもう終わらせておいたから気にしなくていいよ。 錬金術師の子は幼女。

私の両親のお話です。 自分も老いてゆく中で、忘れたくない両親や家族の思い出を、ここに閉じ込めておきたくて書きました。

サユリは私の大切な一人娘。 元気に明るく育ってくれた。 大人になり、親離れし始めるサユリに一抹の不安が過る。 私も上手く子離れ出来るのか…… 他に何か……

昨年カクヨムで開催された「黒歴史放出祭」のエピソードのその後の話を書いています。 ご興味、ご関心、お時間のある方は是非、ご覧になってください。

これは演劇の舞台用に書いたシナリオです。時は現代で場所はあの「矢切の渡し」で有名な葛飾・柴又となります。ヒロインは和子。チャキチャキの江戸っ子娘で、某商事会社のＯＬです。一方で和…

小話。 カクヨムコン短編　お題【つま先】参加作品です。

孤独なゆかりは、ある時から友達ができて楽しい高校生活を送っているはずたったのだが。 突然現れた黒いスーツ姿の男性によって本当の自分の姿を知ることになる。 さて、生と死どちらを選ぶ…

たまに寿司屋のチェーン店に連れていくと、そこで売ってる限定醤油に釘付けの父。気持ちは分からんでもない。醤油とか七味に凝る人っているよな……。 そんな父を、我が私欲のため、デートに…

あらすじ、を入力しようにも困るのですが。親戚にお金借りてます。返そうとしたら他の返済があるならそっち先でいいよ、とやさしくされました。癖っ毛で髪が傷んでいるのもどうかと思うので美…

幼少の頃の私は、市販の菓子に憧れていました。 それは身近にあるはずなのに届かないもので……。 犀川 よう様の自主企画参加作品です。 【既作品不可】エッセイを書きましょう2024…

　20年間、半身不随で苦しんできた母。父が死に、おいかけるように危篤になった。 　私は、遠く離れ仕事で帰れない。しかし、気がつくと母がそこにいる。 　

　私のパパは発明が趣味。 　休みの日は、私もママも放っておいて、いつもイソイソとつまらない発明をしている。 　なんで『つまらない』と言うかって？ 　だって、毎回、パパの発明の実…

道子は市内のある進学校に赴任して３，４年目の若くてきれいな数学の女教師。その道子は何時の頃からか昼休みに学校の音楽室で静かにピアノを弾き始めるようになっていた。そんな道子が教え子…

普段しないこと、作らないもの、自分にはできないこと。他人や家族がしてくれること。色々嬉しいこと、困惑すること、感心すること、勉強になること、あると思います。 我が家ではとりあえず…

うだつの上がらない一人の男が、ある日石を拾う。薄汚れた玉虫色の石…しかし、男はそれを投げ捨ててしまう。数日後、テレビの報道番組を見た男は仰天した。その石は「希望石」と呼ばれ、かつ…

僕は母と折り合いが悪い。少なからず僕に非があることは分かってる。そう、父さんが亡くなったのは、僕を送ったせいだから。でも父さんはそんなこと気にしちゃいない。なんでそんなことが分か…

男の人にはね、好物に対する異常な探究と好奇心と固定観念があるもんです。いや女の人もあるのかも知れませんが一言でいうと「味にうるさい」。決まった具しか認めない。味付けは固定で変則は…

雨雲がないのに雨が降る、お天気雨には２種類ある。 ・雨雲のあるところから風に吹かれて飛んでくるパターン ・地上に届くまでに雨雲が無くなったパターン しかしもう１つのお天気雨があ…

　あやかしがくれた雨石。 　父の正和は幼い頃から世界の因果に翻弄されてきた。 　母の美和は自ら取り込まれ、 　兄の天次《あまつぐ》は巻き込まれた。 　ひとり残された娘の美雨も因…