「殺人 サスペンス」を含む小説

短編シリーズ「鏡堂達哉怪異事件簿」7作を一つにまとめた作品です。 個々の話はそれぞれ完結していますが、7作を通して流れる怪異の大きな流れが最終話で明らかになります。 第1話は「あ…

昭和時代前半の因習村、榛摺村。 そこには『御絵』という奇妙な絵を崇める不思議な風習があった――。　 そしてある日、その榛摺村で、代々庄屋をしている名士の家系である『京嶌家』の老…

君を殺す。ーそう僕は決意した。 古い屋敷でごく普通の家族と過ごしていた。 しかし、ある日僕以外の全員が殺されてしまう。ー君(冥土)によって。 そして、数年後。 　　　　「雇って欲…

ある男が部屋で目を覚ましたら、記憶喪失になっていた。 そこへ…恋人と名乗る女性が、突然やってくる。 「あたしはね。あなたの…彼女なの」 「あたしの名前だけど、白谷 早紀っていう…

一九九三年。新生ロシアのオリガルヒ、セルゲイ・ミハルコフ、通称リェフ(獅子)が挑むクライムサスペンス。 タイムリープ、殺人鬼、サイコパス、未解決事件マニア、すべてが彼。 百獣…

麻生繭は殺された。 背中の皮をはがれ、天使のような姿に加工された状態で…。 容疑者として警察から疑われたのは、彼女の恋人である女、玲於奈と、その双子で医学部中退で小説家志望の弟…

　新米医師の那生（なお）は同窓会兼、恩師奈良崎（ならさき）の定年祝いの祝宴で高校からの親友でもあり片想いの相手、神宮（じんぐう）と十年ぶりに再会をした。 　那生と神宮は同窓会の…

　町の喧騒から離れたホテルは、建てられてから百年以上の時が過ぎている。ホテルを改修した後、面倒な人間関係といった日常のストレスから逃れる事を目的として利用される予定だった。 　本…

「小説通りに殺人を行うので私の小説を出版してほしい」 この文章が小説のはしがきとして添えられある出版社に届けられた。送付主は自らを「文豪」と名乗った。犯行は自殺に見せかけて人を殺…

第三次世界大戦の壊滅的な影響を受けた生存者世代は、深いトラウマに苦しみ、そのトラウマは彼らの子供たちを恐ろしい連続殺人者に変えてしまった。この暗い背景の中、日本の探偵ロイ・ブレイ…

大学の新入生・佐藤タダシは、希望に満ちたキャンパスライフを夢見ていた。しかし現実は、陰湿ないじめと孤独な日々だった。そんなある日、道端でセミナーのチラシを配る謎の青年に声をかけら…

第一章　旅人の少女は風花湾に向かった。白雪村の少女、咲と出会った。その後、彼女たちは一連の陰謀と謎に巻き込まれていく。 村の上空を旋回する異国からのカラス。闇に潜む亡霊の殺人鬼。…

病によって生きがいであった陸上を辞めた少年――三森速人はある日、文字化けを起こした番号から着信を受ける。 電話の相手――Ｍと名乗った男は陸上部のマネージャーであり同級生の名護美…

捜査一課の刑事・西島は、５年前、誤認逮捕による悲劇で全てを失った。 罪悪感と孤独に苛まれながらも、ひっそりと刑事として生きる西島。 そんな西島を、更なる闇に引きずり込むかのように…

嵐が閉ざした校舎の中で、次々と起こる惨劇。 嵐の中、怯える子羊達に紛れ込んでいる狼は誰なのか？ 私達を翻弄しているのは運命か、それとも―― 過去も未来も飲み込む、運命の輪の中心…

この物語に出ている人物名、場所名、あらゆる事件はすべてフィクションです。 これを証拠にして捜査依頼を出すことはできません。私に殺人の経験はないです。 現実に類似した事件が実際に発…

ひっそりと平和に暮らす七瀬が出会ったのは鋭い目をした１人の男。名前しか知らない男との情事が、連続殺人事件へと七瀬をまきこんでいく。様々な能力者の登場する、ロマンスサスペンスです。…

屍体が出るたびに桜は狂い咲き 周辺では頭のない化けものがさ迷う 故郷の村で起こる不可解なできごと その真相を探るために 私は山中へと足を踏み入れた 掲載サイト： 小説家になろう…

※作者の代表作＜ラグナロク―神々の黄昏ー＞をカクヨムコン10応募のために、小説構成を読み易く改変したものです。内容はオリジナルと同じですので、ご注意下さい。 【紹介文】 神の深淵…

K県立浜市で市議会議員の連続失踪事件が発生し、県警察本部は市議会から極秘依頼を受けて議員たちの護衛を任される。公安課に所属する新宮時也もその一端を担うことになった。謎めいた失踪が…