「歳の話」を含む小説

まあ、いつもどおりになっております。ご一読のほど、よろしくお願い申し上げます。

この間、わたしのおばあちゃんが亡くなったの。 少しだけ、わたしの『おばあちゃんの思い出』話、聞いてくれると嬉しいな…

その声を初めて聞いたのは１１歳の時だった。 何か、願い事はないかい？

続・私の赤ちゃん。 ダーも５歳(1話時)になりました。 ママを助けるために知恵も力もフル活動するよ。 まだまだ見習いの僕だけど、前世の知識と、バグ気味魔法で、幸せになろう！ …

夢月七海様の自主企画 同題異話 -十月号-『茜色した思い出へ』参加作品となります。

私はもうすぐ30歳になる。正直焦ってはいたけど、運よく1個下の男性と恋仲となった。昔のように高望みはせず、この人と幸せになるんだと思っていた。 ――明日が来るまでは。

[第2期] 同題異話SR -Sep.- 『サヨナラ、小さな罪』 主催者：香鳴裕人 さま

幼くして両親を亡くした僕は、預かってもらった家でモノクロの日常をなぞっていた。 そんなある日、部屋を借りていた娘さんが帰ってきたのだが、僕のことをなにも聞いていないらしい。 …

【夢月七海様の企画、同題異話に参加させていただきました】 クリスマスが終わり、世間は一気に年末ムード。 もうクリスマスは影も形もない。 コンビニのレジ横や、スーパーのお菓子売…

オカルトに目がない遠藤花15歳 怖い話を検索して見つけたアプリが 「悪霊の館」 そこにはたくさんの体験談や噂話、都市伝説が載っていた 花は今日もまたひとつ、恐怖の扉を開けてい…

適当人間、年中反抗期、脳みそ花畑のような私が、 子宮ガンになったお話です。 ガンが身近なものである人も、 そうでない人も、 読めるようなものを目指したつもりです。

時代は大正、銀座で風変わりな本屋を営む南雲堂。 そこに居候するフランス人ハーフの少女<鈴>と南雲堂の息子<慶一郎>が 日常に潜む事件を読み解く四つの物語。 過去を視る「少女」と…

目の前に、毎日、気になる人が座っています。 気になるポイントは４つ。 その人が、今の私が生きるためにどうしても欲しいものを、いつもそっと置いておいてくれる。 これに手を出したら、…

告白して返事も聞かず逃げ出してしまった記憶。 僕は大学生になり、一方通行の手紙を書いた。 大学のカフェを学食と言ったあなた。 今、あなたは何をしているだろうか。 二通の手紙が織…

「ぬぁー、もう仕事行きたくなーい！」 何処にでもありそうな木造２階建ての建物。 そのリビングでソファーに俯せで寝転がり、脚をバタつかせているのは青野(あおの)夢叶(ゆめか)２７…