「怪奇小説」を含む小説

　この作品 『月の迷宮』 （全三部作・全６巻）は、すでに AMAZON KINDL から電子書籍として自費出版しております。今回、皆さまに知っていただくため、（第1巻）「禁断の塔…

黒斗たち漆黒の銀翼が役目を終えて解散してから約一年後の物語、主人公は妖怪側の雪女、彼女は様々な妖怪、人間、勇者の一族などと出会い時には共闘し少しずつ次第に成長していく、雪女、そし…

この作品は、先日亡くなった作者ハーヴェイ・ブラック（扉の先に居たもの参照）の遺品から発見されたメモに記載があったプロットを基に彼の小説仲間及び彼を慕う作家らにより追悼の意を込め執…

隙間に入り込んでくるものたち。 それぞれの登場人物の「隙間」を垣間見る。 短編小説集です。

不思議なフレーズの張り紙を見つけた。 店長、どういうことですか。

とある小説投稿サイトに『異界のおみくじ』という短編怪奇小説が投稿された。 実際に語り継がれる京都の伝承を元にしたこの作品では、文壇を目指す栗彦という名の男が、夢を叶えると言われ…

ミスカトニック大学図書館から禁断の魔導書『ネクロノミコン』が盗み出された。本を盗んだ男の名はハーバート・ギャルピン。彼が死んだ恋人を蘇らせたことで、未曾有の恐怖がアーカムの街に降…

カクヨムｗev小説短編賞2023参加作品 桜子はこの世の理不尽さにうんざりしながら毎日をなんとなく過ごしてきた。 そんな時、通勤途中に通り魔事件が起きる。「殺される」そう思っ…

聖なる夜は万人に微笑まない。クリスマスに発生した大規模な霊障に遭遇し、クリスマスだというのに予定もない陰陽師は街を駆け抜ける。血肉と硝煙の中、悪霊たちを撃ち殺して闇を払えるのか。…

「まほろば水族館へようこそ」 館長の鮫島は丁寧にお辞儀をした。 航平と湊は小学校最後の夏休みの思い出に、海沿いにある廃校を探検する。月明かりに照らされた廃校に忍び込むと信じられ…

三国志を題材にした怪奇小説。諸葛亮が新婚の頃の話です。諸葛亮が書いた恋文とは何だったのか。どんでん返しがあります。

友人の野瀬くんが「わたし」にくれた一冊の本に書かれていたのは、平安京で起きた或る殺人事件の顛末だった――

西紀は用を足そうと起き上がり縁側に出ると、中庭の一本杉の幹に縛られている自分の姿を見つけてしまう。疲労がそうさせているのだろうと、ひとり合点する西紀。しかし目の前に奇妙な男が現れ…

少年は森の中で図書館を見つける。優しい彼から図書館を案内され、夕方、少年は彼とともに帰り道を前にした。 「君は好奇心に気をつけないといけない」 優しい彼の言葉が綴られるにつれて、…

怪奇小説を書いていた伯父が死に、その家も焼けてしまった。 彼の小説の「焼け残り」を、連作短編のような形でここにアップしてみる。

私の名前は近藤　楓（こんどう　かえで）。七陣小学校に通う小学五年生で、図書委員をしています。そんな私が放課後の図書室で出会ったのは、ミステリアスな少女の神隠　葵（かみかくし　あお…