「君と僕」を含む小説

織姫と彦星は真面目に仕事をしなくなってしまったので，怒った神様が2人を一年に一回，七夕にしか会えないようにしてしまいました．ー七夕伝説ー

気分が落ち込んだ時に書いている、頭の中のモヤモヤを言葉にしたためたものです。 読切

　三十六歳で転職し、ようやく仕事に慣れてきた頃、僕は突然ひとりになった。 　出来なかった料理をして、空虚を埋める日々を過ごしていた。 　そんな折、転職活動の一環として公募に出した…

遠い過去の、ぼんやりとした思い出の中。 僕は、彼女の……涼子の姿をふと、思い出した。 あの時に見た、ヤマブキの黄色の花を背景にした、彼女の微笑んだ姿を。 第１３回空色杯500…

生まれつき色の判別がつかない色盲を患っているダイキは、父親に紹介されたアパレル会社でアルバイトをすることになったた。雇い主となったのはなんと同い年の女社長。天才的な色覚を持つ彼女…

せっかく本を拾ってあげたのに、それが原因で怪我した僕に「本に血がつかなくて良かった」。彼女はそう言った。 面白い本はつづきが気になるもの。もっと読みたくなるもの。最後が気になるも…

変人寡黙眼鏡の桐谷研二は、同じクラスのエンジェルと称される小柴綾音に恋をした。友人にやいのやいのと言われながら、徐々に距離をつめていく二人。果たして不器用な二人の恋路はいかに！？…

セイガ達のいる「もうひとつの真なる世界」、そこには７つの人が生きていける星が存在する。 そのひとつ、第６リージョンからセイガを狙って彼らはやってきた。 四人と四人……その邂逅は果…

主人公「光司」と幼馴染「晴」はいつも遊ぶほど、仲の良い関係だった。男女なのに、恋愛に発展すること無く、友達としてずっといました。そんな晴が、旧にこの世を去ることに。そこから、光司…

クロノヒョウ様自主企画、参加希望作品でございます。 いつの間にか、隣で星を見てくれていた君に。 今はまだだけど、心から見せたいと思っている流れ星がある。 もう少しだけ、待っていて…

俺はレド。故郷、クリスタ王国の騎士団長をしているのだが… とにかく、助けてほしい。 今、人生初とも言えるナンパを受けている。 女性に囲まれたことはあるが、こんな状況は初めてだ。…

死なずの君へ、死す僕の、巡る輪廻のその果てに、永遠に隣で微笑む願いを星に。

生徒会副会長の主人公、湯影 賢太（ゆかげ けんた）は、生徒会会長である菅宮 風香（かんみや ふうか）の幼馴染。テスト、スポーツ、カリスマ性、養子、家柄、女子力など、どれをとっても…

アマテラスは太陽神として無休で仕事をこなすハードワーカー。ある日彼女の住まう高天原に空をも分かつほどの激しい異変が起こる。その凄まじい衝撃で大岩によって洞窟に閉じ込められた彼女は…

この暗く広く寒い宇宙で、僕は小惑星に花を植え続けている。レゴリスの隙間に、誰が見るかもわからない、たったの一度も人の手のぬくもりを知ることもないかもしれない花を。 2024年3…