君と僕が毎日会うためには一生懸命働く必要がある

せをは

第1話  プロローグ           もしくは完璧なエピローグ

あまり大きくない神社の境内に足を踏み入れる周りに人はいない。耳が痛くなるほどの静けさ.

銭箱の方にゆっくりと歩いていく、よくみると異銭箱の後ろの戸が少し開いていた、中にはきれいな布のような物が見えた「なんだこれ?」ひとりそう呟いて、戸に手をかける、ゆっくりと、戸を開けていく、鈴がガラガラとなった。

「おい.そこのおまえ、それはただの人間には危険だぞ~」後ろから間延びした声で引き止める声がする振り返ると、遠くの方に狐の面を付けた巫女の服を着た少女がいた少女は俺の方にゆっくりと歩いてくる、[神社] [狐] [巫女服] 「_神様?」非現実3拍子のこの状況に困惑した俺は馬鹿みたいなことを口走る。俺の言葉に驚いたのか、少女の歩みが止まるよく見れば、うつむいた彼女の肩が少し震えている.俺と少女の間に長い沈黙が流れる.そして少女は勢いよく顔をあげ,俺をじっと見つめてくる.俺がたじろいでいると,何を思ったのか俺の方にすごい勢いで走ってきた.もうすぐ俺の方のところについてしまう.









と思ったらころんだ.ころげて,面のとれた彼女はただの人間で,こっちが引くくらい爆笑していた.

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