「万人向けではないが万人向け」を含む小説

天災を悲観し、人災に苦しみ、 それでも一縷の望みを私は持ちたい。 ☆☆ 初めての自主コンテストしてみました。 ご応募待ってます！！ 一応主催なので載せましたが、呼び水になるま…

12歳のボクが繰り返すのは姉が死ぬ”今日”。 何をしても、どんな手を打っても、姉は死に、今日は繰り返される。 どうやったら時間のループから抜け出せるのか、そして姉を助けられるのか…

夢を諦めたままアラサーになった唯子は、無気力にバイトをこなすだけの日々。 そんな折、近所の団地が取り壊される話を聞いて、ある男の子を思い出す。 二号棟に住んでいた小島くんは、今頃…

四足歩行のもふもふした生き物が主役のお話です。

　地図にも載らない小さな村。 　そんな村に住む桜花と獣人のワトス。2人に血のつながりはなくとも家族のように暮らしていた。ある日、鉱石の交換のため、初めて都会に行く事になる2人。そ…

彼との関係に彼女が出した答えとは。

百合村という秘境の村。 そんな村で起きた、 他愛のない、普通の出来事。 どの登場人物にも、絶対に同情してはいけません。 ※これはとある古典作品(宇治拾遺物語だった…

これは現実にあったお話 カードゲームが好きで小説が好きでソフトボールが好きで酒が好きな不器用で人と話すのが苦手な堕落した男が、一人の女性を好きになり、恋に落ち、お互いに愛を誓い…

憧れだった彼女が、居なくなってから数年。 まだまだ追いつけない、背中だけど。 いつか、追いつくために。 俺と同じく、彼女を慕っていたコイツと。 前へ歩いていこうと、そう決…

親友だったアイツが、私の傍から居なくなって、数年。 祭りの日、私は、同じく友であった彼に、アイツから託されたものと、明かされた想いを聞く。 それを、大切と言い切れるかは、まだ…

　突然だが、我が家は工業地帯の中にある大通り沿いに建っている。 　昼間は多くの車が流れ、人通りもそれなりに多く、商用車やトラックもひっきりなしに通っているような場所だが、夜になる…

昔々の語るも昔。人は怪奇を怖れ、ただ静かに共存を願う彼らを襲った。 襲われてただ黙っている怪奇でもなく、それらは人に牙を向いた。 千年続いた戦争は、やがて一人の怪奇を生み出した。…

鬼ヶ島に鬼退治に来ようとしている者がいる。その噂を聞いた鬼達とその長は彼について調べ始める。平穏に暮らしている鬼達には、今更退治される謂われなどない。けれど万が一に備え、鬼の長は…

俺はやらかした。すべてを捨てたあとこの世の果てに逃げた。天井の幾何学模様が薔薇の花に見えればどうにかなるかもしれない。

ある朝、ご当地アイドルの理央が、街一番の高級ホテルから男と出てきた。うろたえる善良な市民たち。彼女とは大学の同級生だった僕と丸尾もその話題で持ちきりだ。学生時代のはかない思い出が…

俺は歩む、ダメ男。北海道の地方都市で小さな大学に通う。今日は友達の蒼士とルリといっしょに昼飯を食べている。そんな青春グラフィティ。

「しーなはコンビニのおねーさん！　……でした！」 明るく可愛い？　ちょっとベテランなコンビニ店員「しーな」ちゃん。 少し偏屈なオーナーと、しっかり者のオーナ夫人の下で、毎日おしご…