「カクヨム甲子園 愛」を含む小説

立花理玖《たちばなりく》は遊び人だった。園辺紗耶《そのべさや》に出会うまでは。愛情も何も知らなかった彼が初めて愛を知った。だがそれは、その冷えきった体に触れたときに。

おかげさまで、カクヨム甲子園2023最終選考まで残ることができました。 拙作を読んでくださった皆々様に、深く感謝申し上げます。 　　　　 想い人を喪った男は静かに狂っていて、…

「好きです。付き合ってくれませんか――」 　――――。 　菅原雪翔は、ずっと好きだった女子、藤原向日葵に告白する。 　そして、振られる。 　振られた悲しみに溢れて家に帰ってい…

これは僕と彼女の─────未来を繋ぐ物語。 --------------------------------------------------- カクヨム甲子園2022にて、…

美春が中学三年、卒業前という時に母親が亡くなった。それから前を向き続けてきたが、高校三年の時、父の再婚相手として香織が家にやってくる。香織はいつも優しくて、そこには愛があった。し…

　体育館のマイクは『話した言葉を伝えるタイミングでスピーカーから流す』そんな噂がある。 　主人公は高校三年生の時マイクの協力を得て好きな人に告白をしようとしたが、前日にマイクに伝…

　現代社会で必要悪として、暗躍という名の殺人をし続ける高校生の主人公。 　なぜ、彼はそんなことを続けなければならないのか。 　彼はなにを考えて生きているのか。 　彼のたどる…

男子高校生の幹也の幼なじみの愛奈は、心臓の病気を患ってしまった。そうして幹也は彼女のために彼女をソコへと連れてきた──

私は、うつくしい人魚を愛している。 「カクヨム甲子園2021」【ロングストーリー部門】応募作品です。

星野星羅(せいら)は、彼をとても愛しています。 831

僕は空っぽの日々を過ごしていた。過去にずっと縋って、後ろ向きに進む毎日。君がいた頃も、いない今も僕は君を想って生きている。 そんな時、君の――― これは愛についてのお話。…

　独りよがりを拗らせた少年――雨宮 堅心。 　全てに嫌気が差し、彼はどんな願いも叶えてくれるという『びいどろ様』が祀られた祠に足を運んだ。

　小学三年生の夏休み。 　フウマは三年ぶりに、田舎に住む祖父母の家にやってきた。 　そこで目にしたのは一人の幼女。 　それが、いとこのアカリとの出会いだった。

いつも後輩ヒロインに振り回される俺が、何だかんだで今回も振り回されちゃうお話。

夏の風物詩で皆さんがいろんなことを考えているアレ。実は、結構大変なんですよ。

ある日の約束の本当の意味を探して生きる少年は一人の少女と出会う。そして少年は変わってゆく。その最後になにがあるのか！？

高校生の「僕」は、好意を抱いている女性に告白をするためにある公園の噴水の前に呼び出した。 だか、その女性はまだ到着していなかった。 噴水の前でその女性を待っている間の「僕」の頭の…

小説家の叔父、ナミくん。その幼馴染のシゲくん。 両親が離婚したこの春、わたしは彼らと過ごす。

いつもの場所。助手は博士に愛を問う。 愛をくださいと叫んで恵まれる愛は果たして本当の愛なのだろうか。