「さみしい」を含む小説

　俺、真木恭介（まぎきょうすけ）はこの春、家からほど近い大学生になることが決まっている高校３年生だ。 　そんな俺には好きな幼馴染がいる。結城真帆（ゆうきまほ）。遠縁の親戚で、ひょ…

　産業医とは、職場で働く人々の健康管理や職場環境が健康的に問題ないか確認、助言を行う仕事である。 　月に似た低重力環境の星ラブリュス。前産業医の変死に伴い、そこに配属されたのは幼…

　オフィスビルと飲食店が混在している街の片隅にある「お初天神」。その近く、見える人と見えない人が分かれる不思議な提灯がある。 　人情の街・大阪、東梅田の一角で、あなたを待っている…

一人の夜はさみしい。僕が夜勤の仕事に就いたのはそんな思いからだったのかもしれない。

私の部屋には、ふたつ箱があった。 一つは姉、もうひとつは私のもの。 私はおもちゃをしまい、部屋を出る。 部屋に戻るといつも、姉の箱を探した―― ものだけじゃない、見えないものが…

「……チョコミントアイス、今日もない」 無意識に氷室を開けては、ないことに落胆してしまうスノウ。 さみしい想いを募らせつつも、彼はやさしくてあたたかな、大切な思い出を振り返る。 …

消化しきれない感情を昇華します。リズムと日本語の訓練です。本当は小説が書きたいけど、詩の方が向いているかもしれないので実験をしています。たくさん感想が欲しいです。

世界中で発生したアンドロイドによる一斉蜂起で、人間は一方的な攻撃を受けて壊滅状態に陥いる。その混乱のなか、慰労型アンドロイドであるラスティは、戦闘型であるシスに連れられて街を脱出…

ねえ。 大人になると、どうしようもないことってあるよね？ いつも正しく生きられる人っているのかな。 大人って、さみしくてかなしい。 ――どうしようもなく。 だから、いっしょにぬる…

2泊3日の高校の修学旅行。それが終わった次の日の噺。

幼い頃に亡くなった母親の影を求めて双子の弟と肉体関係に陥る一佳。そんなある日、好きになってはいけない先輩に恋をしていることが気がついてしまう。家族とはなにか。愛とはなにか。愛の果…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト 短歌の部 応募作品 締め切りまで随時追加していきます。よろしくお願いします。

私はある日の黄昏、墨の染みのような猫と出会った。私と猫はエネルギー自給自足を目指し本格稼働を目前にしたスマートシティを手探りで暮らしていく。 スマートシティに住む電気エンジニア…

【短編あらすじ】 転勤族の父を持つ灯花は、友達が出来てもすぐに別れてしまうことを寂しく思いながらも明るく元気に振舞う女の子。けれど、心の奥ではずっと仲良く出来る友達がほしいと願…

さみしい夜、そして朝へ。わたしのおともは、いつもおいしい。

掌編です

　王国の四男坊ディートヘルム・ボニファティウス王子は、 「冒険者志望なら結婚したくないです」 　と、婚約者の王女殿下から婚約破棄されてしまった。 （実際は、家族ともども自由を尊重…

　夢の中でさみしい場所を巡る話。ただ、それだけの話。

白馬に乗って、森に来たあなた 僕は怪我をしていたあなたをたすけた そして、独りの暮らしに変化が生まれた―― クロノヒョウさん企画　お題「自由の森に隠したもの」 ５分で読めるショー…

いっしょにいてもさみしい あなたの気持ちが分からない 自分がどうしたいのかも分からない 切なさ １０００字程度のショートショート５２作品目になりました