「#童話 ＃ライトノベル」を含む小説

私は一つ以外のすべての記憶を失っていた。私の前に現れた、少年とも少女ともつかないものは、一体。

「昔はもっと構成がしっかりしていて、起承転結を入れ替えても面白くて、それをまとめられる力があって、とにかく濃密な作品が書けたんだ」 言ってみたいセリフです。 私は若い頃たった一作…

「半分消せ」 間違いを正し、立ち上がることが強さ、というのは幾度となく使われてきた標語の一つの型だ。だが、その“間違い”を定めていないというのは口下手が過ぎる。 バトルSF恐怖人…

『地味石ミリー』『洞穴王女』と囁かれるミリアは、鍾乳石が宿り石のゆるい王女であった。 明るさとおおらかさだけが取り柄のミリアはある日、理不尽に戦力外通告を受けてしまう。しかし…

高齢の2人に念願の赤ん坊の誕生。溺愛される娘は少し特殊な能力を持っていて・・・古い絵本の桃太郎から始まる神々との冒険が・・あるの？ちょっと変な冒険ファンタジー。

　ライトノベルではなく、文芸寄り？の童話です。異世界転生ではなく、『異界転生』のお話を書いてみました(汗)　読み切りの作品です！ 　あと、メスの子牛がヒロインです。お仕事の話は、…

目立たない生活を心掛けている望月 友也(もちづき ゆうや)はある日の夜、部屋の窓から流れ星を見つけ、ふと願った。 「春野さんと友達になりたい」 流れ星は、友也の元へ降りて、…

記憶を失い、森をさまよう「私」の前に現れた少女は、いきなりガトリング銃でお菓子の家を破壊し始めーー？ これは、金髪毒舌少女とおかしな童話の世界を行く物語。 少女の痛みと後悔が紡ぐ…

　周りの子供達と少し違う、何かに特に秀でた所のある子供達は日常で迷子になっていた。 　バンリとアヤカは突出して、頭が良く、学校の授業が退屈になり、まともに参加していなかった。 　…

『探偵社バラウル』 そこは非現実的な依頼を受ける少しだけ変わった探偵事務所だった。 現実主義者であるヴァンヘルシングの末裔エドワードが探偵を務めるこの事務所だが、そんなエドワー…

無駄にだだっ広い屋敷で平凡に過ごしていた少年、鳴苅弥景。 彼はとある出会いを果たし、不可思議な出来事に巻き込まれていくことになる。 例えば、木漏れ日の庭で眠るような―――。 …

私立折り翼学園には魔女がいる！！ 折翼学園は創設から一つも生徒内の問題が起きていない。それはなぜか？ それは四人の魔女が深く関わっている。 友情、運動、勉学、恋愛 生徒の悩みを魔…

色を感知できない歌うたい。 彼女が歌った歌は世界中を包み込み、そして彼女はーーー 小説家になろう！純文学部門1位(1週間)の作品を筆頭に、頑張って書いた掌編集です。 よろしけれ…

　始まりのラグナロク、終わりのレクイエム――。 　大神殿の令嬢ダリアは、そのときを待っていた。伝説がまもなく始まる。激動の時代、真実の歴史、宇宙の創世と、大地の約定。エピメテウス…

世界を救いたくば痩せさせろ！ 無限に食らい尽くし、いずれは世界を押しつぶす魔女の『蝕欲』―― それを治癒するには、神の薬膳料理＜ソーマ＞を作り食べさせるしかない。 材料であるヨ…

　話のリアリティにこだわる男が、友人にリアリティのある話を書くことを依頼した。 　応じた友人は赤ずきんちゃんをベースにリアリティのある話を書こうとするが、それは男の想定を裏切るも…

【序章あらすじ】 　東の果てにあるアルテア王国の若き財務大臣トワメルは干魃による税収難を補うため王国の東にあるポロニウム地方の徴税を主張するも朝議の席において不可解な理由で却下さ…

　小説家の主人公─『導和(どうわ) 桜音木(おとぎ)』は、国立図書館─『BOOK(ブック) EDEN(エデン)』の最奥で読む本を探していた。すると淡く光を放つ本を発見し、恐る恐る…

昔々あるところに、一人の可愛い女の子が住んでいました。 その子はいつも真っ赤なビロードの頭巾を被っているので、赤ずきんちゃんと呼ばれていました。 そんな赤ずきんちゃんのそばには…

『君が進学するこの五芒星大学には、五人の王子様がいる。お前がキャンパスに足を踏み入れれば、彼らもまた前世の記憶を思い出すだろう。そして君を求めて戦い始める』 そんな感じで魔法の鏡…