「ホラーか？」を含む小説

法医学教室の品川の見舞いに訪れた月見里と栞は、包帯だらけの女に出会う。 彼女は治療してくれた担当医に恋焦がれ、医師に会うため自傷行為を繰り返している女だった。 ある日、法医学教室…

「ゼロ、このブログのルールをよく理解し、覚えておいてください。うっかりルールを破ってしまったら一切責任取りません」、奇妙で恐ろしいゲームに巻き込まれる！ 「ルールに基づいた恐怖ゲ…

暗闇の中、真っ赤に咲き乱れる彼岸花に囲まれた少女は大声を出して泣いていた。 私はその泣き声に導かれる様に少女の元へと歩いていく。 薄暗い月明かりに映し出された少女は、花柄のワンピ…

ルーフェス旧市街にある学校の地下研究室。そこに集まる若者に共通するものはただひとつ、『死』。少女は死に導かれるように、その研究室へと向かう。 若きアンドラ王が100年以上前に築…

本能寺の変で命を落とした森蘭丸は、争いの絶えない修羅道で意識を取り戻した。が、そこにあるのは魂だけで肉体はなかった。彼の魂は源九郎義経の中にあって、彼と言い争いながらも人間道への…

それは私の唯一の…

死神が往来を闊歩する世界。その余命宣告は絶対。 イジメ、失恋、受験失敗と三重苦を抱えて自殺を企てたものの、思い止まった主人公に死神が宣告する。 「あなたの余命はあと１週間です…

この小説の主人公はあなた自身。 あなたの目的はただ一つ。 世界から脱出すること。 その手段はわからない。 手がかりを集めて、時には直感で脱出をするのだ。 終わりのない廻る世界で、…

　瞼の裏から伝わる光に気がついた男は、眼前に広がる美しい光景に困惑してしまう。 　穏やかな海と輝く砂浜に吹く清風、心安らぐ花畑と鼻をくすぐる香り、絶世の美女達の極楽奉仕、そのど…

自作の怪談やちょっと不思議な気持ちになる話をあげていきます。

20XX 年夏、郊外に位置するベッドタウン「月影市」。 何も無かったはずのこの町で、近頃頻発する不可解な失踪と凄惨な殺人事件。 まことしやかに囁かれる都市伝説の噂と、忍び寄る怪異…

職場でできた、私のただ一人の親友。彼女は最近、遺体となってアパートで見つかった。 こんなことになるなんて、思ってなかった。 あの子は私の勧めで、毎日の幸せを詰め込む日記、"しあわ…

フィンディルさんの自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」への参加作品です。

さみしい子どもだけに伝わる、嘘が本当になる、という噂。死んだはずの同級生がついた嘘とは…。

　二人っきりで遊ぶことはおろか、まともに口を利くこともない幼馴染。 会話をしたらしたで、お互いに喧嘩腰。 そんな幼馴染が、交通事故のお見舞いに来てくれた。 しかし幼馴染の態度がよ…

大学の研究室を後にした籾山潤は、道路にて大きな光と衝撃に巻き込まれた。 目を覚ますととある部屋の一室に立っていた。その部屋で一冊の手記を見つける。その手記には、怖い魔法のことが書…

手を焼くの意味は、世話がかる。

ラフカディオ・ハーン先生の "Kwaidan: Stories and Studies of Strange Things" から、雪女のエピソードを新訳しました。エキスパンデッ…

あなたの怖い話、聞かせてくれませんか？