「ただわたしだけが」を含む小説

「たこ」についての短いおはなし。どんなかんじでしょうか。

　何本小説を書いてみても、いつまで経っても小説の書き方というのがさっぱり分かりません。 　自分なりに毎回テーマやコンセプトを定めて、様々なアプローチを試みてはいるものの「こ…

緋根 聖斗は恋人である高峰 甘楽の誕生日を祝う為に彼女のアパートを訪れ、そこで衝撃的な場面に遭遇する。甘楽が別の男とベッドで抱き合う姿に呆然とし、彼女からは「あんたと付き合ってた…

「未白こころです。趣味なし、目標なし、がんばることが嫌いです」「人間には無の状態がある。俺は無を保っていたいんだ」「わたしとおんなじ！ 堂島？ わたしたちは無意味になろう？」「い…

その花の中に一つ”虫”が付着していた。線が太く、荒々しく、醜い。その虫がこの花を穢し台無しにしてしまうのではないかというくらいに目障りな存在…その虫は他でもない。 ━━私…

普通の会社員のわたしは、平凡に仕事に疲れていた。いつもよりも疲れてしまった帰り道、ご自由にどうぞという札とともにあるものを見つける。ご自由に持って帰ってみると……。 ショートショ…

南マチは、高校生になって、引きこもりになった。彼女のお世話をしていた僕こと七海は、人をダメにするクッションの上で休んでいたオマチから、手招きされる。温かい短編。

わたしは柿沢　桃。 「柿からグレードアップした桃が生まれれば痛快でしょ！」 そんな理由で叔母が名付けてくれた。 とっても可愛い名前でしょ？ そんなわたしはスキューバーダイバー。…

おさななじみの愛ちゃんと、愛ちゃんのことが大好きな京助（きょうすけ）のラブコメ。 当面は、キスまでの予定です。 愛ちゃんは、基本塩対応です。京助も、ちょっと変わってる。 わたしな…

家に帰ると幼馴染の少女がベッドの上に寝転んでいた。 どうやら狸寝入りを決め込んでいるらしく、身体を揺すってやっても目覚める気配がない。 学習机の上には彼女が残したと思しき封筒が一…

「性癖三題噺」という企画をツイッターでやったら、タグの三題を頂きましたので、それで小説を書きました。

クラスメートの須藤燈真とは幼馴染みで仲も良く、『わたし』は彼に片想いをしていた。しかし彼に好きな人ができたと告白され――。 好きな人の恋を、応援できますか。それとも、諦めずに行動…

　大陸歴七七〇年･冬。聖教圏諸侯に聖王庁から通達が走った。 『フェアリール王国にて凶事あり。第一王女セレーネ、嘆きの力により、国王と臣下を殺す。その咎により、ベルクフリートに幽閉…

「フォルテ、いや、フォルフィズフィーナ・ファルナ・フィンラント。君との婚約を破棄させてもらう」 　大公令嬢フォルフィズフィーナは王太子との婚約を破棄された。 　別に乙女ゲーム…

23世紀、遠い宇宙からいくつもの巨大な機械が飛んできた。流れ星のように地球に向かって飛び、そのうちの一つが日本に落ちた。それと同時に、「私たちの時代」というVRゲームがインターネ…

うきうき気分でグルメフェスティバルにきたわたしの前に、常識を疑う光景が！ その中心人物は、あの――田原総一朗だった！ PART１は「田原総一朗VSヤリサ―軍団ANS」 PART…

鬱々と、物事を考えてしまう、普通の女子高生が朝目覚めて、夜眠るまでの、愉快な一日。 この作品は『小説家になろう』様にも掲載しております。

一分掌編。 カレー風呂の呪い、解答編。

娼婦の胸には一輪の薔薇の花が咲いていた。 女はそれを心臓だという。 触れると確かに脈打っているのだった。 吸いついてくるような手触りに、わたしは心を奪われてしまい……

わたしはあの人を思い出す。