概要
同級生「堂島に触れると緊張する」お隣宅の娘「みやびだけに憧れて下さい」
「未白こころです。趣味なし、目標なし、がんばることが嫌いです」「人間には無の状態がある。俺は無を保っていたいんだ」「わたしとおんなじ! 堂島? わたしたちは無意味になろう?」「いいよ、面白い」「でも、君と手を繋ぐとドキドキする……」これは、二人が手を繋ぎあっても緊張しない世界を目指す恋物語。「――お兄さまは、ずっとみやびに憧れていたんです。こんな人と特別になんてならなくていいよ。ずっと、二人で支え合って生きていきたい」
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