大澤めぐみ対談集 『VS 大澤めぐみ!』

大澤めぐみ

序文

全然分からない。俺たちは雰囲気だけで小説を書いている。


 みんな~! おっはよ~~!! 大澤めっぐみっだよ~~~~!!!(←?)


 さて、お馴染みのみなさんはどうもどうも。あまりいないと思いますが、万が一奇特なはじめましての人がおられましたらはじめまして。大澤めぐみです。角川スニーカー文庫から小説のようなものを出したりしています。


 2017年の1月になにかのまぐれで商業デビューしてから1年以上が経ちました。その間、それなりに何本かの小説を書き上げてはきたのですが、何本小説を書いてみても、いつまで経っても小説の書き方というのがさっぱり分かりません。


 自分なりに毎回テーマやコンセプトを定めて、様々なアプローチを試みてはいるのですが「これが正解だ」というのが見えてこなくて、暗中模索の五里霧中が鋭意継続中といった趣がそこはかとなくあにはからん昨今。しかたがないのでその都度、なにも分からないなりに手探りでなんとか完成にこぎつけているというのが実情です。


 いい加減そろそろ、ちゃんとした小説の書き方というのを身に付けるべきなのでは? ていうか、他の人はいったいどうやって小説を書いているのだろう? といった疑問がムクムクと膨らんできて、それならひとつ、他の作家の方々にお話を伺ってみようと思い立ったが吉日、やってみました対談ってやつをよ!


 いちおう、対談の最終的な目的は「それぞれの作家のそれぞれの小説の書き方というのを並べてみて、そこに共通するユニバーサルな創作メソッドのようなものを解き明かしていく」みたいなところにあるのですが、そうは言っても目論見通りに進まないのが対談の対談たる所以。


 なにしろ、特に打ち合わせもなく好きに喋っているだけなので、トピックは踊るように跳ねるようにあっちにいったりこっちにいったりで全然まとまりがないのですが、喋っていて、わたしはとても楽しかったので、ひょっとしたら他の人が読んでも面白い要素があるのではないか? とは感じます。


 念のため、程度の心持ちでシェアしておきますので、あとは読んだ人が各々で拾い上げる部分は拾い上げ、笑い飛ばすところは笑い飛ばして頂ければそれで良いのかなと思います。



 それでは、大澤めぐみ対談集 『VS 大澤めぐみ』スタート~~!!!


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