「忘れないでよね」を含む小説

2022年５月に『龍に恋う四』『青薔薇アンティークの小公女』を同時刊行した際の、道草家守さんに伺ったインタビューを掲載。幅広いジャンルの小説で活躍する作家の、作品作りの源とは………

「一週間は七日間もあるのに、そのうち二日しか休まないなんておかしい、 五日間も働くなんて働きすぎだ。」 毎朝そう思いながらベットを出て、 化粧をして、8:45に御茶ノ水に着くよ…

　アナタという少年の人生に、私の数奇な人生が絡みつく。

地味な大学生活を送る私の前に現れたのは、自称死神の青年。彼は私の自宅に侵入した霊を追い掛けて来たと言う。付き纏うようになった彼と段々と仲良くなっていく中で、私は忘れていた記憶を思…

このまま暮らして行くと忘れてしまいそうな、何気ない記憶を書き付けたもの。 2年ぶりに思い出して読んでみたら、知ってる文章なのに知らない話みたいで、奇妙な感覚になりました。 ほんま…

確かにあいつはいたんだ… 忘れてはいけない大切な何かが確かにあった… 大切な何かが…

平凡な30代の主婦である「まさみ」は今の平凡な幸せの日々に満足している。だけど時々思い出す、あの人生のどん底で奇跡の様に起こった刺激的で生々しい21歳の時の出来事。あんなにも心に…

　一時間目の英語の授業で当てられないためには、朝ホームの席替えで後ろの席を引く必要がある。宿題を忘れてきた竹彦は天に祈りを託す。 　六年一組で行われた朝ホームの席替えで、二回連続…

ある日、一人の女性がお花探偵・麻里花（まりか）のもとを訪ねる。彼女の名前は雨咲雪奈（あまさきせつな）と言うらしい。雪奈はことさらに麻里花を警戒していて、なにやら秘密がある様子。そ…

隠れ中二病の少女、桜木 苺愛(さくらぎ いちあ)は小さい頃、不思議な少年に会った。『君にもう一度会えたなら…』そう言って微笑んだ少年の顔が忘れられない…。消えた少年とその場に残さ…

あらすじ…… 高校一年の春、東京から祖父母の暮らしていた町、自然豊かな風ノ宮町に引っ越して来た神風とおる。 入学式が終わった帰り道、彼は一人の少女と出会う。 その出会いは忘れられ…

私達は、忘れていたのかもしれない。 わたしは、忘れたくなかったのに。

　物語は既に終焉を迎えている。 　勇者は苦難を乗り越え、人類の敵たる魔物の首魁、魔王を打倒した。 　その後の勇者の行く末を知る者はいない。 　風の噂では天に召し上げられただと…

【あらすじ】 地方に住む香織はひょんなことから東京の本社勤務になる。そこで、オンラインゲームの中の友人・祐樹と出合う。最初こそ、祐樹のことを男性として見ていなかったが、一緒に過ご…

家が隣同士で父親が同級生の幼馴染である双葉と太一は今の関係が壊れることを恐れ片想いのままだった。だが友人の後押しもあり高二の夏に太一を夏祭りへと誘う。祭りの後、太一の提案で子ども…

事故によって記憶喪失となり、新しい出来事も記憶できない僕。そんな僕の前にあらわれた怪しい見舞い客が、手土産にカメラを置いていく。 「これで撮った写真は忘れずに記憶することがで…

「まるで回復されるのが当たり前の顔して飛び込んでくる冒険者に、丁寧に優しく回復してやる義理なんかどこにもねえじゃねえか。こいつらは恩人か？　親類縁者か？　いいや、他人だ。気づけば…

「私ね、そろそろ消えるの」──その一言から始まる「彼女」と「僕」の、不思議だけど泣ける、そんなお話。※こちらは"「5分で読書」短編小説コンテスト"への応募作品です。

お父さんとの大事な約束の花の名前を忘れてしまった一宮悠人（いちみやゆうと）は、同級生の女の子に教えてもらい、ある家を訪ねる。そこは、花に関することならなんでも解決してくれる通称『…